飛行機の遅延、乗客も対策可能 より便利に飛行機を使うため、知っておくべきこと

保安検査場も要注意 乗客への案内が難しくなった近年

 乗客の搭乗口到着が遅れる理由としては、「保安検査場」も挙げられます。大手航空会社は15分前までにそこを通過するよう呼びかけていますが、注意すべきなのは「通過してください」としていることです。搭乗口と違い「15分前までに来てください」ではありません。また混雑する時期は「15分前まで」ではなく、「なるべく早く」に保安検査場を通過するよう案内されます。

 保安検査場には係員が配置され、出発時刻が迫った便の乗客には優先レーンの案内、搭乗口への誘導が行われるため、基本的にその混雑での乗り遅れはないですが、機内へ持ち込めない物の所持などで検査に手間取り、遅延につながることがあるようです。

 以上のように、いかに飛行機へスムーズに搭乗してもらえるか、それが遅延防止に大きく関係するため、航空会社は「お客さまへスムーズに搭乗いただける案内」に気を配っています。しかし近年では少々、それが難しくなってもいるようです。

 昨今、インターネットやスマートフォンを使ったチェックインが普及し、羽田空港の国内線では6割から7割の乗客がカウンターへ寄らず保安検査場を通過、搭乗口へ直接行くとのこと。そのため乗客との「タッチポイント」が減り、搭乗時刻などを案内できる機会が少なくなっているといいます。

 そうしたなか航空会社や空港会社は、搭乗口の案内や出発時刻が近づいたことを教えてくれるスマートフォンアプリの提供、案内看板の拡充などを行っていますが、「飛行機の遅延防止」はここまで述べたとおり、航空会社が行っている定時出発の工夫や対策以外に、乗客にもできることがあるようです。

【了】

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  1. 「手荷物を座席上の棚に収納するときに、通路に立つのではなく、一歩座席側に入った場所に立って収納する」というのも、「乗客が可能な遅延対策」の一つですよね。手荷物収納のために通路を塞いでしまうと、後ろがつかえて搭乗が進まなくなりますので…