日本じゃ激レア!? 韓国版「ブルーインパルス」が那覇に初降臨…なぜ? 外交面でも“大きな一歩”に

2026年1月28日、沖縄県の航空自衛隊那覇基地に、韓国空軍の第239特殊飛行大隊所属の9機のT-50B「ゴールデンイーグル」ジェット練習機が飛来しました。どういったものなのでしょうか。

「ブルーインパルス」との交流も

 2026年1月28日、沖縄県の航空自衛隊那覇基地に、韓国空軍の第239特殊飛行大隊所属の9機のT-50B「ゴールデンイーグル」ジェット練習機が飛来しました。同部隊は「ブラックイーグルス」の名称で有名なアクロバットチームで、2月上旬にサウジアラビアで開催される「ワールド・デフェンス・ショー2026」に参加するために移動中であり、那覇基地には移動途中の給油のため立ち寄りました。また、チーム支援のためのC-130輸送機1機も同行していました。

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「ブラックイーグルス」のT-50B。通常のT-50の一部をアクロバット飛行用に改良した機体(布留川 司撮影)。

「ブラックイーグルス」の初飛来は、航空自衛隊側も貴重な機会だと認識しており、日韓の防衛上の相互理解と部隊交流を行うため、同じ任務を行う航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」のT-4練習機を那覇基地に派遣。韓国空軍と航空自衛隊のそれぞれのアクロバットチームが交流を果たしています。

 航空自衛隊や韓国空軍に限らず、世界の軍隊では自国のパイロットの高い技量の誇示と組織の広報活動のために軍用機で曲芸飛行を行うアクロバットチームを運用しています。アメリカ空軍の「サンダーバーズ」、アメリカ海軍の「ブルーエンジェルス」、イギリス空軍の「レッドアローズ」、ロシア空軍の「ロシアンナイツ」など、アクロバットチームは国や組織ごとに存在しています。

 しかし、所属する国の人々から見れば、それは軍や防衛力の広報活動部隊というだけでなく、パイロットという職業や「空の世界への憧れ」を連想させる象徴的な存在であり、それは日本国内の航空祭における「ブルーインパルス」の人気を見ても明らかでしょう。同様な人気と羨望のまなざしが向けられているのは、世界各国のアクロバットチームでも同様なのです。

【写真】すごすぎ…これが「ブラックイーグルス」の本気の展示飛行の様子です

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