生徒卒業で快速通過 特急車両の「通勤ライナー」新設 丹鉄3月ダイヤ改正
京都丹後鉄道が2017年3月4日にダイヤを改正。宮福線では、朝に快速「通勤ライナー」が新設されるほか、快速「丹後あおまつ1号」「大江山4号」の停車駅が変わります。宮舞線でもパターンダイヤの導入などが予定されています。
快速「丹後あおまつ号」は停車駅を統一
京都丹後鉄道を運行するウィラートレインズは2017年1月12日(木)、ダイヤ改正をJRグループと同日の3月4日(土)に行うと発表しました。
福知山駅(京都府福知山市)と宮津駅(同・宮津市)を結ぶ宮福線では、快速「通勤ライナー」を1本新設。特急「丹後の海」用の車両を使用し、宮津発8時19分、福知山着8時46分の時刻で運転されます。途中は大江駅に停車。乗車には乗車券のほかライナー券が必要です。なお定期券がある場合は、「定期券特急回数券」でも利用できます。なお、列車は全車自由席です。
観光型車両「あおまつ」で運転される快速「丹後あおまつ1号」(福知山~天橋立)は、従来の大江駅に加え、荒河かしの木台、牧、大江山口内宮、宮村駅にも停車。すべての「丹後あおまつ号」で停車駅が統一されます。
快速「大江山4号」(宮津~福知山)は、現行停車駅の辛皮駅を通過。理由は「列車通学生が卒業され、ご利用が無くなったため」(ウィラートレインズ)といいます。
宮津駅と西舞鶴駅(京都府舞鶴市)を結ぶ宮舞線では、西舞鶴駅における普通列車の発車時刻を9~17時台において毎時37分(14時台のみ38分)に統一。パターンダイヤが導入され、運行間隔の均一化が図られます。
また、京都始発のJR特急「まいづる15号」に接続する西舞鶴発の最終普通列車も、現行の22時24分発宮津行きから改正後は22時15分網野行きに変更。この1本前の普通・網野行きは宮津行きになり、区間が短縮されます。
【了】
コメント