高速道路のトラブル救援も“自腹”で駆けつけてます…JAFが訴えた理不尽な現状「それ、できませんかね?」

高速道路の料金などを議論する国交省の部会で、JAFが事故・故障時のロードサービスに関する課題を提起しました。救援に駆けつけるロードサービス車両も、通行料金は“自腹”という現実が明らかになりました。

自走不能車を一時保管してくれると「渋滞緩和につながる」

 高速道路会社は、利用者の不測の事態に寄り添うことはできないのでしょうか。JAF野津氏は、こんなことも話しました。

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事故などの際にはガードレールの外側に避難することになる。もしもの非常電話の設置も減っている(中島みなみ撮影)

「通行料金の見直しとは直接関係はないが、夜間のロードサービスでは入庫する自動車の整備工場などが見つからないことがままある。ICの管理事務所などで預かっていただけると(素早く)次のところに救援に行くことができる。全体として渋滞の緩和などにつながる」

 一般道に出ても自走不能車が止められる駐車場を探せるかどうかはわかりません。一方、料金所には駐車スペースが必ずあります。車両の一時収容は一部のICでは実施されています。この提案には、前述の国土幹線部会の委員からも賛同を得ることができました。

 2025年のETC大規模障害の対応に見られるように、高速道路会社の対応は、民営化後も民間会社らしからぬ管理会社本位の姿勢が見受けられることがあります。通行料金が支える高速道路として、単なる通行料金値上げの議論に留まらず、利用者本位のあり方を充実させることが必要ではないでしょうか。

【何らか割引していただきたい】これが高速道路関係者への「JAFの訴え」です(画像)

Writer:

1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。

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