大雪時に国交省などが行う「スクラム除雪」ってなに? とにかく“押し出す”ことが重要な作業だった!?

国土交通省・福井河川国道事務所は2026年2月2日、敦賀市内で実施した「スクラム除雪」の様子を公式Xで公開しました。

別の管轄の道路にあえて雪を押し出す!

 国土交通省 福井河川国道事務所は2026年2月2日、敦賀市内で実施した「スクラム除雪」の様子を公式Xで公開しました。

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スクラム除雪で作業中の車両(画像:国土交通省 福井河川国道事務所)

 スクラム除雪とは、大雪時に地方自治体と連携し、道路交通を確保するための取り組みです。地方管理道路では、降雪量が除雪能力を超える場合があり、車道幅が十分に確保できず交通に支障をきたすことがあります。この問題を解決するため、スクラム除雪では市道などの雪を一斉に運搬・排雪する作業を自治体と国が協力して行います。

 具体的には、まず市道などの積雪を隣接する国道に押し出します。国道では除排雪設備が整っているため、集められた雪を効率的に積み込み、国土交通省の車両が雪捨て場へ運搬します。こうした手順により、大雪時でも道路幅を確保し、交通の安全を守ることができます。

 スクラム除雪は2024年度に北海道帯広市や青森県弘前市で実施され、以降は中部地方整備局や近畿地方整備局などでも採用されるなど、徐々に広がっています。

 また2025年2月には、県と市が垣根を越えて道路を除雪する取り組みも行われました。青森市では、市が手配した除雪車が市道の雪を集め、県が手配したトラックで国道の雪を運搬する方式が採用されるなど、自治体同士の協力によるさまざまな試みが行われています。

 このように、スクラム除雪は通常の個別除雪とは異なり、自治体と国が連携して雪を集め、効率的に排雪することで、大雪時の道路交通を確保する取り組みとして注目されています。

【画像】手順はこんな感じ! スクラム除雪の様子

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