JRバス「宇都宮から撤退」へ 全路線廃止で国鉄バスから89年の歴史に幕 好調“LRT”と明暗分ける

ジェイアールバス関東の「宇都宮支店」が閉鎖へ。一般路線バスの全てが廃止となります。

半年前に「基幹路線」廃止したばかり

 ジェイアールバス関東は2026年2月2日、栃木県の「宇都宮支店」で運行する一般路線バスについて、4月1日付で全路線を廃止すると発表しました。

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2025年10月に廃止された水都西線のJRバス。茂木駅(乗りものニュース編集部撮影)。

 廃止されるのは、宇都宮市東部と真岡鐡道の市塙駅(市貝町)を結ぶものなど4路線です。「ご利用のお客さまの減少等により」とされており、これをもって宇都宮支店も営業を終了します。

 宇都宮支店のJRバスは主に駅東側の宇都宮市清原地区や、芳賀町、市貝町、茂木町、那須烏山市、那珂川町にかけての路線を担っていました。基幹であった宇都宮―茂木間の「水都西線」は、もともと鉄道の計画線に先行する国鉄バス路線という位置づけで、かつては宇都宮―水戸間の直通も行われました。

 大きな転機となったのは2023年、宇都宮ライトレール(芳賀・宇都宮LRT)の開業です。これに合わせ交通の再編や路線の廃止が行われ、市街地に直通する水都西線を除き、LRTから各所へのバスへ乗り継ぐような形態となりました。

 しかしバスの利用は振るわず、水都西線は2025年10月に廃止。今回、LRTに接続する路線も廃止されることとなりました。1937年誕生の水都西線から続いた宇都宮の国鉄・JRバスの歴史に幕を閉じます。

【残りも全部!?】これが「宇都宮から消えるJRバス」の各線です(地図/画像)

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