将来は“東京都心まで1本道” 多摩に開通した「未完の大幹線」断絶区間はどれほどできている? 線路に沿う「道がない!」解消への道のり

東京都清瀬市で開通した「新東京所沢線」。今は清瀬市内で途切れる形ですが、やがて東京都心まで1本道でつながる計画です。未開通部はどこまでできたのでしょうか。

次も「西から延伸」か?

 西東京市の伏見通りからの未開通部は、次のように東京・埼玉の自治体を複雑にまたぎます。このことが、長らく事業が進まなかった要因の一つでもありました。

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新東京所沢線の中清戸工区(清瀬市)。確保された用地から、今回の開通区間の終端となる新小金井街道を望む(乗りものニュース編集部撮影)

・1:西東京市(北町)

・2:埼玉県新座市(栗原)

・3:東久留米市(神宝町・金山町)

・4:埼玉県新座市(新堀)

・5:清瀬市(中清戸)

 ほとんどの区間が、既存の住宅街を貫きます。このうち1は確保できている用地も未だまばら、2~5については、一定の用地が確保されてきています。

 1と2の境目付近から、新東京所沢線は西武池袋線と同様に北西へ進路を変えますが、新座市や東久留米市では東西方向に立つ住宅地をナナメに分断するように用地とするため、敷地の一部のみ切り取られた住宅なども見られました。こうした点も用地取得を難しくする点かもしれません。

 進み具合から考えて、次に延伸するのは5の清瀬市方面からと仮定すると、今回開通する新小金井街道から東京方面のどこまでかといえば、4の新座市内、野火止用水が流れる「水道道路」が一つの区切りになると考えられます。

 なお、ほとんどが平地の道路になりますが、3の東久留米市内では落合川と黒目川を渡ります。その橋の工事はまだ着手されていません。

【次はどこ開通?】これが「新東京所沢線」の全貌です(地図/画像)

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