F-2じゃない!? 国産のマッハ3級対艦ミサイルの試験に防衛省が「別の戦闘機」を指名 新たな「空母キラー」誕生か?
防衛装備庁岐阜試験場はこのほど、2025(令和7)年度における「ASM-3(改)の性能確認試験」に向けた、F-15J戦闘機による技術支援の契約希望者募集要領を公開しました。
射程も伸びた国産「空母キラー」、完成間近か
防衛装備庁 岐阜試験場はこのほど、2025(令和7)年度における「ASM-3(改)の性能確認試験」に向けた、F-15J戦闘機による技術支援の契約希望者募集要領を公開しました。
ASM-3(改)は、航空自衛隊が開発を進める最新鋭の国産空対艦ミサイルです。最大の特徴は、マッハ3以上とされる飛翔スピードです。従来の亜音速ミサイルとは異なり、敵の防空システムが反応する隙を与えず艦艇を撃破することから、“空母キラー”としての能力も期待されています。
もともと開発されていたASM-3空対艦ミサイルの実射程を大幅に延伸し、敵の脅威圏外からより安全に攻撃できるよう改良されたのが、この「(改)」です。
これまで、このミサイルの搭載母機としては、対艦攻撃を得意とするF-2戦闘機が主に想定されてきました。しかし今回の募集要領には明確に「F-15航空機」と明記されています。
これがF-15自体に搭載しての空力試験や発射試験を意味するのか、あるいはチェイス機(追尾観測機)としての支援を意味するのか、詳細は明らかにされていませんが、航空自衛隊の数的主力であるF-15戦闘機が、次世代対艦ミサイル開発の重要なフェーズに深く関与するのは間違いありません。
昨今の海洋進出が著しい周辺国への抑止力として、配備が急がれる国産の超音速空対艦ミサイルASM-3(改)。その実用化に向け、テストは大詰めを迎えているようです。





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