1000機の「群れ」が一斉突撃? 米のマイクロドローン群実験成功で空戦は一変するか

ドローンの「群れ」は空戦の姿を一変させるか

「スウォーム」は、将来の戦闘機対戦闘機の空中戦戦術においても、かなり有望視されている要素です。たとえば、大型の「無人戦闘機(無人戦闘航空システム)」の群れで有人戦闘機を圧倒する、という案もあります。

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有人戦闘機F-22に付き従う「ロボットウイングマン(僚機)」の想像図。仮に撃墜されてもパイロットが危険にさらされることが無いメリットは大きい(画像出典:アメリカ空軍)。

 無人戦闘機による空中戦といえば、人間が搭乗しないことにより「高いGをかけ放題」というイメージを持つかもしれません。もちろんそうした利点もありますが、それよりも機動性や搭載センサーなどをある程度、割り切って安価にした「ミサイルキャリアー」に徹し、有人戦闘機の攻撃コマンドやデータリンクによる情報共有を受けて、前方に出て大量のミサイルを撃ち込む「ロボットウイングマン(僚機)」として使用する構想のほうが、最も早期に実用可能な無人戦闘機のカタチとして注目されています。

 こうしたドローンが実現する将来の航空戦の姿は、SFの世界の話かと驚くかもしれません。しかし我々の世界ではすでに「空飛ぶ機械による戦争」「音の壁さえ容易に突破する超音速ジェット戦闘機」「数百km先の標的を攻撃可能な、レーダーと誘導兵器」といった、かつてSFで描かれた兵器だったものが実用化されています。であるならば「ファンネル」が実用化されてもそれは、これまで何度も繰り返してきた、当たり前のことに過ぎないと言えるのかもしれません。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. 『戦闘妖精雪風』のフリップナイトか、と以前もコメントしたようなしなかったような。

  2. 鉄人28号にも肩にロボット鳥を載せたロボットが出てきました。
    あれは今思うと、最先端のオールレンジ・センサだったのですかね。

    一機一万円以下のドローン型 空中機雷による戦闘機の進路への飽和攻撃。
    前の大戦では旧ロシア兵が人海戦術という飽和攻撃をしていましたが、ようやくオートメーション化の時代が来たのですね。

  3. これでやっとアメリカの映画会社がポリコレ棒で殴られて作ったロボット兵士による戦いが現実化する訳か。
    でも日本人なら誰でも想定してると思うけど、ロボット兵士同士の戦いになっても結局狙われるのはロボット兵士を率いる人間の兵士、又は人間の兵士を率いる人間の指揮官、そしてそれらを支える人間である敵国市民。
    何故なら人間が戦うのは利害の異なり妥協も出来ない人間であって、ロボットでは無いから。
    多分人類が滅びるまでそれは変わらない。