1000機の「群れ」が一斉突撃? 米のマイクロドローン群実験成功で空戦は一変するか

その戦術は「数の暴力」?

 自爆型ドローンによる攻撃は近年、非常に大きな脅威となりつつあり、実際ISIS(イスラム国)のような組織ではもはや当たり前のように実施しています。しかし厳重に防御された標的となると、1機や2機の自爆型ドローンでは撃ち落とされるか捕獲されてしまう可能性が高く、またこれに対処する技術も年々向上しています。

 しかしながら「ペルディクス」のようなマイクロドローンに小型爆弾を搭載し、103機が、あるいは1000機が同時に襲ってきた場合はどうでしょう。この「数の暴力」に対処するのは、困難を極めることになります。

 そのうえマイクロドローンの群れは、ミサイルや誘導爆弾のような高価な武器に比べて遥かに安価です。

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指定した空域に対して無数の群れで飛行する「ペルディクス」の制御ディスプレイ(写真出典:アメリカ国防総省)。

 こうした無数のドローンによる攻撃を「スウォーム」と呼び、ある意味では「ファンネル」よりもはるかに恐ろしい悪夢のような話に思えるかもしれません。であるからこそ近年、各国でその可能性が注目されており、「ペルディクス」の登場は、こうしたなかにあっての必然ともいえる結果なのです。

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コメント

3件のコメント

  1. 『戦闘妖精雪風』のフリップナイトか、と以前もコメントしたようなしなかったような。

  2. 鉄人28号にも肩にロボット鳥を載せたロボットが出てきました。
    あれは今思うと、最先端のオールレンジ・センサだったのですかね。

    一機一万円以下のドローン型 空中機雷による戦闘機の進路への飽和攻撃。
    前の大戦では旧ロシア兵が人海戦術という飽和攻撃をしていましたが、ようやくオートメーション化の時代が来たのですね。

  3. これでやっとアメリカの映画会社がポリコレ棒で殴られて作ったロボット兵士による戦いが現実化する訳か。
    でも日本人なら誰でも想定してると思うけど、ロボット兵士同士の戦いになっても結局狙われるのはロボット兵士を率いる人間の兵士、又は人間の兵士を率いる人間の指揮官、そしてそれらを支える人間である敵国市民。
    何故なら人間が戦うのは利害の異なり妥協も出来ない人間であって、ロボットでは無いから。
    多分人類が滅びるまでそれは変わらない。