ポルシェが「利益99%減」の緊急事態! 1700億円赤字 起死回生のカギは“EV戦略見直し”か

高い収益性を誇るスポーツカーブランドとして知られるポルシェが、衝撃的な決算を発表しました。好調に見えた名門ブランドを襲った異変の正体は、いったいどこにあるのでしょうか。

聖域「911」は“走り”で進化する! 驚きの最新ハイブリッド技術

 電動化戦略についても、ポルシェは柔軟な姿勢を見せています。

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T-ハイブリッドを採用したポルシェ911 ターボS(画像:ポルシェAG)

 かつて2030年に新車販売の80%以上を純EVにするといった目標を掲げていましたが、現在は目標を下方修正し、市場の動向を見据えた柔軟な方針へと転換を図っています。

 実際に、内燃機関(ICE)やハイブリッドまで含めたパワートレインの多様化に関連する費用などが、今回の決算に影響を与えました。

 2025年からCEOを務めるオリバー・ブルーメ氏は、内燃エンジンとハイブリッドの両方をカバーする柔軟な戦略が重要であると述べています。

 そんななか、ブランドの象徴といえる「911」は、高性能パフォーマンスハイブリッドである「T-ハイブリッド」を導入し、電動化戦略のなかで独自路線を突き進んでいます。

 eターボに組み込まれた電気モーター(最大11kW/15PS)が、排気ガスの流れを瞬時に高めることで、極めて鋭いレスポンスを実現します。

 ハイブリッド化によるシステム全体の重量増は、先代モデル比で僅か50kgに抑えられています。これにより「911」が持つ生粋のスポーツカーとしてのキャラクターを維持しながら、最新技術でパフォーマンスを向上させているのです。

 一時的な赤字という試練はありましたが、同社は市場の変化に素早く対応し柔軟に方針を変えようとしています。

 不振を乗り越え再び走り出すことに、期待が寄せられているといえるでしょう。

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