北関東の「慢性渋滞シティ」に南北の新道路、3月開通へ! 常磐道と国道6号の間を抜けるルート 交通分散なるか?

茨城県日立市が、都市計画道路「中所沢川尻線」の新設区間の開通を発表しました。

常磐道~国道6号間の交通分散にも期待!

 茨城県日立市は2026年3月9日、市内で整備を進めている都市計画道路「中所沢川尻線」の新設区間が3月30日(月)14時に開通すると発表しました。

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開通を迎える「中所沢川尻線」の新設区間(Google Earthを加工)

 中所沢川尻線は、日立市北部の滑川町から川尻町までを結ぶ南北幹線です。このエリアでは海側に国道6号、内陸寄りには常磐道に沿って福島方面に至る県道「日立いわき線」が整備されていますが、いずれも慢性的に混雑しており、中所沢川尻線はこれら南北ルートを補完する役割を担うとされます。

 この路線全体の計画延長は約7.3kmですが、常磐道の日立北ICにほど近い小木津町~折笠町間の約1.7kmは未整備となっていました。このうち、南側の約800mは現道を拡幅、北側860mには新たに道路が整備され、このほど開通を迎えます。S字に蛇行しながら走る新道は、片側1車線ずつで幅員12m。両側に歩道が設けられ、国道6号と常磐道をつなぐ連絡路との交差部はアンダーパスでくぐります。

 開通すれば、田園地帯で隔てられた折笠町と小木津町を結ぶ南北軸が形成されるほか、国道6号と常磐道を行き来する交通の分散が図られると見込まれます。市は開通にあたり、「主要道路の交通を分散させて渋滞の解消を図ることで、地域交通の安全性及び利便の向上が期待されます」としています。

 日立市街は山と海に囲まれて南北に細長く、市内全域における国道6号の混雑時平均旅行速度が20.4km/hで県内ワーストというほど、広域かつ慢性的な渋滞が長年の課題になっています。このため、通過交通が多い南北軸を中心に、交通容量を広げる拡幅や代替路線の整備などが進められています。

【抜け道に使えそう…?】これが「中所沢川尻線」の新区間です(地図・写真で見る)

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