「イラン初の空母」そんなに厄介だった? アメリカ軍が真っ先に攻撃したワケ 世界で続々「戦闘機いらない空母」
アメリカ軍がイランへの攻撃で真っ先に狙ったのは、商船改造の「無人機空母」でした。ひと昔前ならば対象にならなかったかもしれませんが、無人機空母は世界で存在感を高めています。
空母を無償譲渡、イタリアにメリットは…めっちゃある!?
一見するとイタリアに無償譲渡に伴うメリットは無さそうに見えますが、解体するにせよイタリアは巨額の出費を必要としますし、バイラクタルTB3のメーカー「バイカル」は、イタリアの航空機メーカー「ピアッジオ・エアロスペース」を買収し、イタリア国内の工場でUASを製造することを検討していますので、イタリア国内の雇用確保の面でも、「ジュゼッペ・ガリバルディ」の無償譲渡にはメリットがあるのかもしれません。
イタリア議会の承認した閣僚令には「ジュゼッペ・ガリバルディ」の兵器システムなどは含まれていませんが、同艦は2003年に近代化改修を行っており、インドネシアが兵装やセンサーを装備すれば、現代戦に対応できるUAS空母になり得ると筆者は思います。
2026年3月10日現在、インドネシア政府は意志決定を行っていないものの、インドネシアがイタリアの申し出を受け入るにせよ、別の選択肢を選ぶにせよ、東南アジアで二番目となるインドネシア海軍の空母は、UAS空母となる可能性が高いと言えるでしょう。
艦載機にF-35より無人機! トルコ・韓国・スペインの選択
韓国は一時期、STOVL戦闘機のF-35Bを運用できる軽空母の導入を検討していましたが、費用対効果の面から再検討が行われた結果、UASとヘリコプターを運用する多機能母艦の建造に傾いています。
トルコは強襲揚陸艦「アナドル」にF-35Bの搭載を予定していましたが、同国がロシアから防空システム「S-400」を購入したことから、アメリカにF-35の輸出を拒否されてしまいました。このためトルコは「アナドル」に、前に述べたバイラクタルTB3などのUASを搭載するための試験を行っています。
スペインはF-35Bの搭載も可能な強襲揚陸艦「ファン・カルロス1世」を運用していますが、スペインにF-35Bを導入する計画はなく、現在艦載機として運用しているEAV-8B「ハリアーII」の退役後は、運用できる固定翼機が無くなる可能性が指摘されていました。このためスペイン海軍は、同国航空宇宙軍が導入するためエアバスが開発を進めている固定翼型UAS「SIRTAP」を、「ファン・カルロス1世」で運用するための試験を計画しています。





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