都内を貫く「20km直線道路」の“その先”まで行ってみた 半分は幹線道路 もう半分は”延々続く花見スポット!?” 全く異なる2つの顔
東京の山の手と多摩のあいだに、20kmもの距離をほぼ直線で結んでいる道路がありますが、半分はクルマの通れない「自転車歩行者道」です。その先にはいったい何があるのでしょうか。
車が通れぬ理由は終点にあり
「多摩湖自転車歩行者道」が直線である理由は、地下を通る水道管にあります。その地下には、山口貯水池・村山貯水池(多摩湖・狭山湖)から武蔵野市の境浄水場へ水を送るための導水管が通っています。
対して、井の頭通りは境浄水場から世田谷区の和田堀給水所まで、浄水を送る送水管が埋まっています。こちらは境浄水場までの導水管よりも深いところを通っており、クルマも通れるよう補強されて道路になりました。
クルマの通れない多摩湖自転車歩行者道は、周囲と比べて築堤状に高くなっている箇所もあり、導水管の位置が浅いことをうかがわせます。
井の頭通りから続く直線の多摩湖自転車歩行者道が武蔵大和駅西交差点で終わると、そこから先は上り坂となり、「多摩湖通り」の脇に自転車道が続きます。やがて多摩湖通りは、都立狭山公園の入り口となる多摩湖南門から、多摩湖(村山貯水池)の外周道路となります。
多摩湖南門から都公園内に入ると、多摩湖を一望できる場所に出ます。そこで現れるのが、都の歴史的建造物にも指定されている取水塔。多摩湖自転車歩行者道の導水管は、ここに通じています。





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