崎陽軒が禁断の「ギヨウザ」ついに発売! なぜ “シウマイ一筋100年”だったのか!? 実はあった餃子との接点
崎陽軒が2026年4月2日に「ギヨウザ」を発売しました。なぜ同社はこれまで餃子ではなく「シウマイ」にこだわり続けてきたのか、その歴史的背景と理由をシュウマイ研究家が解説します。
実はあった餃子との関係 そして「ギヨウザ」の衝撃
とはいえ、崎陽軒も戦前から戦後、今日に至るまで、餃子と無関係だったわけではありません。
シウマイが誕生した6年後の1934年、レストラン事業を開始。横浜駅東口の「中華食堂」を皮切りに、1996年崎陽軒本店、2002年戸塚崎陽軒、2016年シウマイbarと飲食店を増やしていきました。
そのなかで餃子は数少ないものの、中華食堂ではシンプルながら干しエビの旨味が効いた焼き餃子を提供。また、崎陽軒本店内の本格中華料理「嘉宮(かきゅう)」では、蒸し餃子を提供しています。
さらに実は、通信販売限定でしたが、冷凍流通食品の「ギヨウザ」も2021年に販売していました。一時は話題になりましたが、店頭販売されなかったこともあり、崎陽軒=シウマイの図式を崩すほどの影響はありませんでした。
今回の「ギヨウザ」は、その進化系と言えるのかもしれません。
常温販売のため、冷めても美味しい「ギヨウザ」のはず。それが実現したら、いよいよ崎陽軒も本腰を入れてシウマイからシフトチェンジ? シュウマイ的立場としては一抹の不安は感じますが、先にも触れた通り、フォルムはシウマイ。あくまでシウマイあってのギヨウザ。むしろ相乗効果でシウマイの価値が再評価されるのではないかと、私は期待を込めて予測しています。
いずれにしても、珍しくシウマイが上から?ギヨウザを評価できる立場と言えますので、まずは実際に食べてみること。私も早速近くの崎陽軒に行ってみようと思います。
Writer: 焼売ジャーナリスト・シュウマイ潤
神奈川県出身。崎陽軒のお膝元ということもあり、幼少期は週一回のペースで当たり前のようにシュウマイを食べていたが、社会人になり世間がそれほどシュウマイを日常的に食していない事実に直面。かつ飲食店でもシュウマイを取り扱う確率がかなり低いことにも気づき、「シュウマイ県」代表としてより広くシュウマイの魅力を伝えるべく、全国の魅力的なシュウマイを独自に調査、取材、実食する日々を送る。キャッチコピーは「シュウマイがかわいそう」。





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