世界最先端の「第6世代爆撃機」が空中給油試験を完了!“低燃費機”の戦略能力がさらに拡大

アメリカ空軍は2026年4月14日、B-21「レイダー」戦略爆撃機への空中給油試験を実施したと発表しました。

KC-135から伸びたホースがB-21に!

 アメリカ空軍は2026年4月14日、B-21 レイダー戦略爆撃機への空中給油試験を実施したと発表しました。

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飛行するB-21「レイダー」(画像:アメリカ空軍)

 この実証実験は、B-21が高い長距離侵攻打撃能力を獲得するために必要な要素のひとつで、実際に空中給油機のKC-135 ストラトタンカーを使用し、飛行中にフライングブーム方式での給油が行われました。

 B-21は、これまでに製造された中で最も燃費効率の高い爆撃機とされており、戦域における空中給油機への依存を軽減することも重視されています。ただし、完全に空中給油機に依存しないというわけではなく、状況に応じて活用することで、長距離運用など任務対応の柔軟性を高めます。

 アメリカ空軍の戦略爆撃機部隊を統括するAir Force Global Strike Command司令官のスティーブン・L・デイビス大将は、「この能力により、我々はいつでも世界のどこでも長距離侵攻攻撃を実行できる。我々は爆撃機戦力の能力を強化し、非常に効果的で破壊力の高い兵器システムを戦闘員の手に届けている」と、今回の空中給油成功の意義を強調しました。

 B-21は、長距離浸透打撃能力を担う米空軍の次世代爆撃機です。主翼と胴体が一体化した全翼機形状を採用しているのが特徴で、21世紀に入ってから登場した初の新型爆撃機でもあります。高いステルス性能に加え、高度なネットワーク能力やオープンアーキテクチャを備えており、アメリカ空軍ではB-2 スピリット爆撃機やF-35 ライトニングII戦闘機などの第5世代機を超える先進性を持つ機体と位置付けられており、「第6世代爆撃機」と呼ばれる場合もあります。

 すでに初期生産は始まっており、2027年にはサウスダコタ州にあるエルスワース空軍基地への配備が予定されています。

【画像】あ、ホースが伸びてる!? これが、空中給油中のB-21

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