栃木「県北のショートカットルート」にバイパス開通 一級河川に新しい橋

栃木県の「親園佐久山バイパス」が2026年5月に開通を迎えます。

工業団地と工業団地を結ぶ現道バイパス

 栃木県は2026年4月14日、県道大田原氏家線「親園佐久山バイパス」が、5月31日(日)15時に開通すると発表しました。

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栃木県道大田原氏家線の親園佐久山バイパスが2026年5月に開通する(GoogleEarthを加工)

 県道大田原氏家線は、大田原市の中心市街から南へ伸び、隣のさくら市へ至る南北幹線です。国道461号~国道4号というメインルートをショートカットして補完する役割を担っているほか、資生堂の那須工場がある大田原市の中田原工業団地と、三菱ふそうトラック・バスのテストコースに近いさくら市の喜連川工業団地を結ぶルートとしても利用されています。

 一方、このエリアの現道は道幅が狭く線形も悪いため、朝夕を中心に渋滞が頻発していました。また付近には佐久山小学校があり、児童の通学路としても使用されていますが、一部区間には歩道がないため安全確保も課題となっていました。

 今回開通する親園佐久山バイパスは、田園地帯が広がる大田原市南部の親園地区から、一級河川の箒川を渡って佐久山地区までをつなぎ、箒川の新しい橋を含みます。延長は2.2kmで片側1車線の計2車線、両側に歩道を持つほか、北へ向かう側の車道と歩道の間には自転車レーンも設けられます。

 また本バイパスは南端で、2010(平成22)年に完成した大田原氏家線バイパスの佐久山工区(1.2km)とも接続します。これにより、2つの工業団地がよりスムーズな線形で結ばれるとともに、混雑の緩和や安全性の向上すると期待されています。

【地図・写真で見る】これが「親園佐久山バイパス」の概要です

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