西武新宿線の「地下化計画」が加速! 「直径7mの巨大掘削マシン」いよいよ始動 駅の姿も“激変”へ!

西武鉄道が進めている西部新宿線の地下化工事で、トンネルを掘り進める「シールドマシン」の発進式が行われました。

シールドマシンがいよいよ発進へ!

 西武鉄道は2026(令和8)年4月15日、西武新宿線の中井~野方の間の連続立体交差事業について、シールドマシンの発進式を行いました。地下トンネルの掘削工事がいよいよ本格化します。

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工事が進む沼袋駅(2023年、乗りものニュース編集部撮影)

 この事業は西武新宿線の連続立体交差事業の第1弾で、東京都と中野区、西武鉄道の3者が連携しながら進めています。住宅街を縫うように走る西武新宿線ですが、このうち本事業では新井薬師前・沼袋の2駅と、その前後を地下化。あわせて7か所の踏切を除却することで、渋滞の解消や、鉄道によって分断されている街の一体化を推進します。

 新井薬師前駅周辺は丘陵上にあり、東側の中井駅から妙正寺川を越え、当駅まで長い上り坂になっています。この妙正寺川と西武新宿線の線路は、新井薬師前~沼袋間でも交差しています。このため線路は、妙正寺川を越えた先でさらに地下深くへと潜り、2回目の交差部では川を“くぐる”ように地下を走るようになる計画。その後は野方駅の手前で、再び地上に顔を出します。

 また現在、沼袋駅は本線の間に通過線が1本ある構造ですが、地下化後は優等列車の通過待ちや、各駅停車との乗り換えが可能な「2面4線」の構造に改められます。一方、新井薬師前駅は現在の相対式ホーム2面2線から、島式ホーム1面2線へと変更される予定です。

 事業は2011(平成23)年に都市計画決定され、2014(平成26)年に工事がスタートしました。これまで駅部と地下に潜る部分の工事が進められてきましたが、2026年5月8日の夜からは、シールドマシンによる地下トンネル部分の掘進作業が開始となります。

 シールドマシンは直径約7m、重さ約350tの単線用「泥土圧シールド」マシン。掘削する面が崩れないよう、掘削した土を泥土化して、圧力をかけながら掘り進めるものです。上り線・下り線で各1台ずつ、計2台が用いられ、中井方面から野方方面に向かって進行していきます。

 西武鉄道は掘進工事の開始に当たり、「早期の地下化に向け、引き続き安全第一で工事を進めていきますのでご理解とご協力をお願いします」と発表しています。

【迫力満点…!】これが「西武新宿線の地下トンネル」を掘るマシンです(写真で見る)

【鉄道計画特集】新路線 新駅 連続立体交差事業 次に開業するのはどこ? 過去にあった「幻の新線計画」は?

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