混雑激化の「つくばエクスプレス」8両化工事どこまで進んだ? 沿線自治体は早期実現を要望

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は今年度、8両編成化に向けたホーム延伸工事の加速化や車両基地の拡張工事を推進します。

実現は2030年代初頭

 つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は今年度、8両編成化に向けたホーム延伸工事の加速化や車両基地の拡張工事を推進します。

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つくばエクスプレスのTX-2000系電車(画像:写真AC)

 TXの2025年度上期の1日平均乗車人員は42万3千人となり、開業以来最高を更新し、慢性的な混雑が課題となっています。現在は全列車が6両編成です。

 沿線自治体(つくば市、つくばみらい市、守谷市、柏市、流山市、三郷市、八潮市、足立区、荒川区、台東区、千代田区)は今年1月、TXの混雑緩和を首都圏新都市鉄道に要望。8両化の早期実現を求めています。

 首都圏新都市鉄道は2019年、抜本的な混雑緩和対策として、8両化の実施を決定していますが、実現するのは2030年代初頭になる予定。まだまだ先の話です。

 時間を要する理由は、駅の工事が終電から始発までの短時間での作業になることや、資材の搬入箇所が限られているためです。

 8両化にあたっては、各駅のホームや車両留置線の延伸、変電所の増強、機械設備や信号・通信設備の増設などを行う必要があります。

 現時点では、秋葉原駅~六町駅の7駅でホーム延伸工事が完了し、柏たなか駅でもホーム延伸工事が始まっています。今年度は八潮駅と流山セントラルパーク駅のホーム延伸工事、車両基地である「つくばエクスプレス総合基地」の留置線延伸工事が始まる予定です。

 なお、つくばエクスプレス総合基地では8両化に対応した拡張工事が実施されており、今年度も引き続き造成工事が進む見通しです。

 なお、沿線自治体は8両化が実現するまでのソフト面の混雑緩和対策として、ダイナミックプライシングやオフピーク定期券の導入も要望しています。

【図】これがつくばエクスプレス「8両化」のイメージです

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