「指示たった4回」でミサイル発射! 超ハイスペック無人戦闘機、パイロットの役割すら変える驚異の自律っぷりとは

ボーイング・オーストラリアが開発する無人戦闘機MQ-28「ゴーストバット」は、AIによる自律制御で飛行します。昨年の試験では空対空ミサイルを発射し、標的の撃墜に成功。その指示内容は、驚くべきものでした。

日本はどうする?

 MQ-28の開発は順調に進んでおり、現在は最初のモデルである「ブロック1」で各種試験が行われていますが、今後は改良した「ブロック2」がオーストラリア空軍に導入され、さらに大型化してウェポンベイ(兵器倉)を装備した「ブロック3」の開発も進められています。

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今年のシンガポールで開催された「シンガポールエアショー2026」で、MQ-28の試験の詳細を説明するグローバルプログラムディレクターのグレン・ファーガソン氏(布留川 司撮影)。

 また、この無人戦闘機には、日本もすでに関与し始めています。

 2025年9月に発表された日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)の共同声明では、「MQ-28Aに関する協力の拡大」や、「2026年度に実施される飛行試験に航空自衛隊が研修として参加する計画」が明記されており、ボーイングも「共同声明に基づき、航空自衛隊との試験実証協力が進行している」とこれを認める発言をしています。

 現時点で日本は開発に直接参加しているわけではありませんが、実際の試験に関与することで、無人戦闘機の運用や戦術に関する知見を蓄積しようとしているとみられます。

 航空自衛隊は現在、日本・イギリス・イタリアによる次世代戦闘機開発計画「GCAP(グローバル戦闘航空プログラム)」を進めていますが、この機体にも無人機との連携能力が求められています。

 今後、日本が独自に無人戦闘機を開発するにせよ、国際共同開発を選択するにせよ、MQ-28で実証されているような運用思想や技術が参考になる可能性は高いといえるでしょう。

【写真】 えっ…これが「超優秀AI搭載の無人機」全貌です

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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