米陸軍のドローン用“バンカーバスター”が陣地を吹き飛ばす 新兵器「ブレイカー」の実験映像を公開

アメリカ陸軍は2026年4月21日、無人航空システムによって運搬されるよう設計されたバンカー破壊弾「BRAKER(ブレイカー)」の実験に成功したと発表しました。

ドローンでも前線の強固な陣地破壊が可能に?

 アメリカ陸軍は2026年4月21日、無人航空システムによって運搬されるよう設計された「バンカー破壊・運動エネルギー爆発弾(Bunker Rupture and Kinetic Explosive Round)」の実験に成功したと発表しました。

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無人機を飛ばす直前の様子(画像:アメリカ陸軍)

「BRAKER(ブレイカー)」との略称を持つこの爆弾は、簡易的なバンカー(掩体壕やトーチカ)を、無人航空機の搭載火器のみで破壊することを想定して開発されました。

 原理としては、目標のバンカーや遮蔽物に突入してから爆発することで、その運動エネルギーと爆発力によって貫通力を高めるタイプの爆弾とみられます。

 アメリカ軍が爆撃機などに搭載している「バンカーバスター」は、コンクリートなどで防備された大型の地下施設を対象としていますが、この装備はマルチコプター型ドローンや小型の固定翼機など、小型無人航空機システム向けの前線用バンカー攻撃兵器となります。

 この爆弾の実験は、2026年3月26日にアラバマ州レッドストーン工廠で実施されました。システムの初期設計および迅速な試作からわずか数週間後に行われたものであり、アメリカ陸軍は「進化する脅威に対応するための迅速な革新アプローチ」をアピールしています。なお、開発には3Dプリンターが積極的に活用され、開発期間の短縮が図られたとみられます。

 具体的な搭載機種などは明らかにされていないものの、アメリカ軍が保有する多種多様な無人機に搭載可能と考えられます。

【画像】アメリカ陸軍が開発した偵察ドローン

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