高層ビル街に突如出現の“レトロビル”→元“大英帝国最高傑作の空港”だった件 実際に行くと「エモい、エモすぎる…」
シンガポールにかつて存在した「カラン飛行場」。高層ビル群の中に、今も当時の旅客ターミナルビルがひっそりと残されています。その空港の跡地を実際に見てきました。
高層ビルに囲まれてひっそりと
日本の空港では、レトロな旅客ターミナルビルを見かける機会は非常に少なくなりつつあります。羽田空港はおろか地方空港も拡張したり建て替えを重ねたりするからです。しかし、海外には空港そのものが移転したため、そのまま残された古いビルがあります。
高層ビル群を歩いていくと突然現れるその旅客ターミナルビルは、かつての航空旅行がプロペラ機によるゆっくりしたものだった時代を今に伝えているようです。
その古い旅客ターミナルビルは、シンガポールにある「カラン飛行場」跡地にあります。屋上に乗る管制塔を合わせても5階建てほどしかなく、今の国際空港の旅客ターミナルビルより、はるかに小さい姿をしています。
直線を活かし左右対称の外観は、20世紀初頭に流行した「アール・デコ」調に近いものです。近くの巨大な国立競技場に圧倒され“埋もれた”感もある一方で、レトロな外観ゆえに目が離せない存在でもあります。
ターミナル近くには門も残されていますが、こちらも多数の車両が24時間出入りする現在の国際空港と全く違う、「お屋敷の門」といった風情があります。高層ビルに囲まれた今の街並みからは想像できませんが、実際にかつては、この旅客ターミナルビルの前には旅客機が並んでいたのです。





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