JR東日本、無人駅にラウンジ「更級の月」設置 目的、内部、味は? 「四季島」以外も想定

JR東日本が、乗車人員1日61人の無人駅にラウンジ「更級の月」を建設。その目的と内部、そして「味」はどうなっているのでしょうか。クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」向けですが、それ以外の利用も想定されています。

「更級の月」で楽しめる味は? 古いもの、軽いもの、発泡も

 2017年5月から11月に実施される「四季島」1泊2日コースでは、この姨捨駅におよそ1時間滞在。車内で夕食を楽しんだのちの訪問であるため、夜景ラウンジ「更級の月」ではお酒に力が入れられています。

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姨捨駅の夜景ラウンジ「更級の月」で用意される長野のお酒。「ホテルメトロポリタン長野」はJR東日本グループ(2017年3月、恵 知仁撮影)。

 このたび用意されたお酒はもちろん長野県のもので、日本酒は純米や古酒、発泡タイプなど4種類。担当した「ホテルメトロポリタン長野」の佐藤 昇担当支配人は「夜景を見ながら地酒をお楽しみいただきたい」と話します。信州名産のワインは「夕食後なので軽めで口当たりの良いもの」(佐藤さん)を用意しているそうです。お酒が飲めない人向けには、地元・千曲市の名産であるアンズが入ったハーブティーが用意されました。

 また「四季島」乗客の姨捨駅滞在中、地元の協力を得た「おもてなし」が行われるほか、信州のみそをはじめとする地元名産品の販売も実施されます。

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