アルゼンチン帰りの「赤い丸ノ内線」500形、道路を走り本格修繕へ 3パターンに復元

アルゼンチンから帰国した元・営団地下鉄丸ノ内線の500形電車が、陸送されて本格的な修繕に入ります。整備される車両はそれぞれ異なる姿で、「地下鉄90周年」にお披露目される予定です。

丸ノ内線500形、アルゼンチンから戻ったときは大変な姿で

 アルゼンチンからはるばる帰ってきた帝都高速度交通営団(営団地下鉄。現・東京メトロ)丸ノ内線の「赤い電車」500形。まもなくその動態保存(動く状態での保存)に向け、本格的な修繕が始まります。

 1957(昭和32)年から製造された、赤い車体と側面のサインカーブが特徴の500形電車は、一部の車両が丸ノ内線での役目を終えたのち、アルゼンチンのブエノスアイレスで「第二の人生」を送っていました。

 その南米で20年以上も走り続けた元・丸ノ内線の500形電車が2016年7月、日本へ帰り、横浜港から中野車両基地(東京都中野区)へ陸送ののち、動態保存に向けた作業が行われてきました。

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落書きが消され、「往時の丸ノ内線」に近づいた500形電車(2017年3月12日、恵 知仁撮影)。

 アルゼンチンから戻った当初、その車体には多くの落書きがありましたが、2017年3月12日(日)に中野車両基地で見た車両はそれらが消され、「往時の丸ノ内線」に近づいていました。

 そしてまもなく、500形は新木場車両基地(東京都江東区)へ陸送され、本格的な修繕がスタート。そして日本の地下鉄が開業90周年を迎える2017年12月に、「往時の丸ノ内線」が姿をあらわす予定です。ただ、新木場へ運ぶのは車体のみで、足回りなどは中野でメンテナンスが行われます。

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