軽井沢駅が大変身 3世代で楽しめる「ワンダーランド」に ローリングカフェも

「行ってみたくなる駅空間」その内容は? ローリングレストラン、カフェも

 軽井沢駅に誕生する施設の愛称は「森の小リス キッズステーション in 軽井沢」(仮称)です。水戸岡さんによると、6歳以下の子どもたちと65歳以上の人のための「ワンダーランド」として3世代一緒に楽しめる「家族団らん」が生まれるデザインにするといい、また玉木社長は、軽井沢駅付近にあるアウトレットモールを直接楽しむことは難しいそうした世代の人々が満足できるものを作りたいと話します。

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軽井沢駅に登場する「森の小リス キッズステーション in 軽井沢」(仮称)のイメージ(画像:しなの鉄道)。

 コンセプトは「旧軽井沢駅をリデザイン・リニューアル・リサイクル・リユース」。明治の姿を伝える軽井沢駅の旧駅舎を中心に、残すべきものは残し、変えるべきものは新しくするといいます。

 計画では、現在のしなの鉄道1・2番線ホームと旧1番線ホームのあいだに「フタ」をして広いデッキにし、そこに店舗や、「ミニトレイン」「レールバイク」といった鉄道を身近に感じられる遊具などを設置。水戸岡さんは「線路にフタをするなど、いまだかつてないプロジェクトだと思います。いつかやってみたいと思っていました。これだけ広い木のデッキ、それだけで気持ちいいはず」と話します。

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「森の小リス キッズステーション in 軽井沢」(仮称)平面図のイメージ。線路に「フタ」をし、広い木のデッキが設けられる(画像:しなの鉄道)。

 広場の店舗はタイヤを持ち、自由に動く「ローリングカフェ」「ローリングマルシェ」「ローリングバー」「ローリングレストラン」などになっているのが大きな特徴で、レイアウトを季節に応じて変更することも可能です。

 また現在、同駅で保存されている国鉄時代に製造された169系急行形電車は、車内にナノブロックやプラレールを用意した、子どもたちが遊べる「マルチスペース」になります。

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コメント

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4件のコメント

  1.  E7系運行開始間も無くの長野新幹線当時に長野駅まで往復した事があるけど、その時ですら上りの軽井沢駅から酒が入っている団体客が乗り込んできてずっと喧しかったので「いい加減にしろよ」と低い声で警告(?)した事があります。今回の計画が実現すると軽井沢と言う地が更に安っぽくなる予感しかしません。金沢駅延伸前からそうでしたが、軽井沢駅に停車するのは全列車各駅停車化した長野駅着発の「あさま」だけ(「かがやき」「はくたか」の高崎駅~長野駅間は全て通過)にして、「かがやき」「はくたか」の下り列車が軽井沢駅以遠にガラガラになる(上り列車は軽井沢駅で多くの空席が埋まる)事態を避ける事で遠近の利用者の分離と軽井沢駅以遠が目的の利用者の乗車チャンスを確保して欲しいと思っています。「かがやき」「はくたか」と「あさま」の接続は長野駅で上下移動無しで可能な筈です。

    • 軽井沢駅の停車は需要よりも運転上の理由が大きいと思います。長距離の勾配区間の高速走行後でもあるわけだし。

    •  定期列車で軽井沢駅通過の列車が設定されているので全く問題はありません。
       一番厄介なのは「かがやき」「はくたか」の全列車通過に反対するであろう長野県や軽井沢町の自治体などの存在です。「北陸長野新幹線か長野北陸新幹線の名称にしろ」と提案してきた長野県議会や商工会などの傲慢さは言うまでもありませんが、いつぞやの静岡県知事のような「通過させるのなら通行税を取るぞ」との脅しを平然と仕掛けてくる危険性がありますから。自分たちの利益だけを考えて北陸地区の他県の事を蔑ろにした新潟県知事(全列車を停車させないのなら増加分の建設費を負担しない)の実例もありますし、先に書いたように「北陸新幹線」の名称に難癖を付けた長野県の事ですから自治体・商工会などが挙って脅してきても全く疑問には思いません。

  2.  「金沢駅延伸前からそうでしたが、」の削除を忘れていました。
     「かがやき」「はくたか」の大宮駅~高崎駅間も無停車に統一して欲しいです。高崎駅では、下りは乗車専用・上りは降車専用として(指定席券の販売に制限を設けて)、「あさま」または上越新幹線の東京駅~高崎駅間の各停列車に接続させれば運転本数増加を抑えながら利用者の分離が可能かと思います。