「えっ、線路の終わりは海!?」 JR九州の“異端の超海辺終着駅”、その数奇な運命とは
熊本県宇城市にあるJR九州・三角線の終着駅「三角駅」は、駅前に港が広がる珍しい特徴を持っています。観光列車「A列車で行こう」の終点でもあり、船に乗り換えて天草へ向かう観光ルートとして人気を集めています。
列車を降りると、すぐ目の前は“海”でした
熊本県宇城市にあるJR九州・三角線の終着駅「三角駅」。観光列車「A列車で行こう」の終点として知られるこの駅には、ほかの終着駅にはあまり見られない特徴があります。それは、駅前に港が広がっていることです。
実際に駅舎を出ると、目の前には海が広がり、そこにある三角港からは天草方面へ向かう高速船「天草宝島ライン」が発着しています。
この航路は、上天草市の前島港までを約20分で結んでおり、「A列車で行こう」と接続する観光ルートとしても人気です。列車を降り、そのまま港へ歩いて船へ乗り換える――。そんな旅のスタイルが、現在も成立しています。
現在の駅舎は、南欧風のレトロなデザインが特徴で、高い天井や大きな窓を備えた開放的な造りとなっています。海辺の港町らしい雰囲気も強く、終着駅というより“海への玄関口”であるような印象を与えます。
しかし、三角駅が“海とつながる駅”となったのは最近の話ではありません。実はこの駅、開業した明治時代から、港と鉄道を接続するための交通拠点として整備された歴史を持っているのです。





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