つくばエクスプレス「延伸区間」は需要ある? いま走るのは路線バス 乗って見えた実態

2023年、茨城県はつくばエクスプレスについて、JR常磐線土浦駅方面へ延伸する方針を公表しました。現在、つくば駅から土浦駅まで区間は関東鉄道やJRの路線バスが運行されています。実際の利用状況はどの程度なのでしょうか。

つくばエクスプレス延伸計画の現在地

 秋葉原~つくば間を結ぶつくばエクスプレス(TX、首都圏新都市鉄道)は、最高130km/hの高速鉄道で利便性も高いことから、延伸が沿線自治体から要望されてきました。

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つくば駅と土浦駅を結ぶ関東鉄道の路線バス(安藤昌季撮影)

 茨城県としては、2018年、つくばから「土浦、茨城空港、水戸、筑波山」方面への延長構想が示されました。そして2023年には、「2050年頃までに土浦駅への延伸」する方針を公表しています。「TX県内延伸調査の結果について」では、TX沿線3市の人口が、開業時の2005(平成17)年の29.4万人から、2022年には37.2万人に増加したことに触れ、TXの整備効果を茨城県内全域に波及させるという方針を示しました。

 ただし、どの案も費用便益分析ではB/C(費用便益比)が1.0を超えておらず、最大需要が見込まれる土浦駅延伸でもB/Cは0.6のため、巨額な整備費用をどのように捻出するのかという課題があります。

 そうした状況ですが、現状でも7~8万人の流動があり、一部区間ではピーク時以外でも渋滞が発生しているというつくば~土浦間のバスは、どの程度利用されているのでしょうか。

【写真】つくば駅→土浦駅のバス旅を見る

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