いすゞ2代目「ジェミニ」 「街の遊撃手」が魅せた華麗なる走り(写真13枚)

クルマが華麗に舞い踊るテレビCMで注目を集めた「街の遊撃手」こといすゞ「ジェミニ」は、どのように受け止められ、そしてどのような運命をたどったのでしょうか。

いすゞ最大のヒットの、その後

 いすゞは「ジェミニ」のイメージを強化するように、「イルムシャー」や「ハンドリング by ロータス」といったスポーツ・グレードも追加します。イルムシャーはオペルのチューナーですし、ロータスはF1にも参戦する超有名ブランド。ますます、「ジェミニ」の走りの良さが強調されていきます。

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イルムシャーはドイツのチューニングメーカーで、「ジェミニ」のほか「ビッグホーン」のスポーツバージョンも手掛けた(画像:いすゞ自動車)。

 現在からすると考えにくいでしょうけれども、1980年代のいすゞの乗用車は、いまで言うスバルやマツダのようなメジャーな存在です。クルマ好きが「走りのよいクルマ」の購入を考えるときは、当然のように「ジェミニ」が選択肢のひとつになっていました。

 そして1990(平成2)年誕生の3代目で「ジェミニ」はイメージを一新し、より大きく豪華に。デザインもちょっとアメリカン風になりました。ところがバブル崩壊の影響もあってか、販売は急ブレーキ。いすゞの乗用車販売は右肩下がりになって、最終的に乗用車事業から撤退してしまいます。

 振り返ってみれば、最もいすゞの乗用車が輝いていたのは1980年代後半の2代目「ジェミニ」の時代でしょう。また、あれほどテレビCMが絶大にイメージを決定づけたクルマもありません。まさに忘れられない個性を持ったクルマでした。

【了】

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Writer:

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体にて新車レポートやエンジニア・インタビューなどを広く執筆。中国をはじめ、アジア各地のモーターショー取材を数多くこなしている。1966年生まれ。著書「自動車ビジネス」(クロスメディア・パブリッシング)

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コメント

1件のコメント

  1. この頃ピアッツァと言う車があったけど今でも新鮮!FFジェミニも1500ディーゼルとかいすゞの技術を惜しみなく投入した車だったけど消えてしまいました、アスカもやがてはスバルのOEMに姿を消してファーゴもキャラバンOEMに消えました、ファーゴのディーゼルターボの快足感は今でも覚えてますよ、4FG1とか4BC2とか最初の数字がシリンダー数を意味する表記のエンジン型式も今では三菱かいすゞくらいじゃないですかね?今でもギガなら6UZ1とか直6であることが分かるように、車の型式もボンネットバス時代のBXDからビックホーンのUBSギガの四軸車ならCYJとか長く継承されてるのが分かりますね、本とはトヨタや日産の師匠のようなメーカーなのかも?

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