全線できるまで何年かかる? 日本一長い川沿い「約50kmの大規模バイパス」計画のいま(前編) 約16kmにかれこれ半世紀 どんな道路?

長野県の東信地域では、約50kmにも及ぶバイパスが計画されています。未だブツ切りで、上田市内では延伸事業も進行中。どのような段階なのでしょうか。

上信越道と連絡して川の対岸へ

 日本一長い川「信濃川」の上流にあたる「千曲川」沿いの長野県東信地方では、約50kmにも及ぶ大規模な国道バイパスが計画されています。ただ、未だ開通区間はブツ切りで、昭和の時代から少しずつ開通を重ねてはいるものの、令和になってからは開通していません。今どうなっているのでしょうか。

Large 20260602 01

拡大画像

国道18号上田バイパス。上田市街地を北側に迂回し、上信越道とも連絡する(乗りものニュース編集部撮影)

 群馬県から千曲川沿いに長野市を経て、新潟県上越市に通じる主要国道が国道18号(北国街道)です。長野県内の約130kmについては、昭和40年代に全線が舗装されたのと同時期からバイパスも都市計画決定され、順次開通してきました。

 そのなかでも、千曲川北岸をゆく現道と、バイパスが長く併存する区間として計画されているのが、上田市から千曲市屋代にかけての約50kmです。

 上田市内では国道18号から分岐する形で、市街の外側を迂回するように「上田バイパス」7.4kmが開通しており、上信越道の上田菅平ICから市街を避けて東西へ向かう受け皿にもなっています。最初の開通は1988年、その次は2009年と21年を経て環状部分を形成しました。

 計画は4車線ですが暫定2車線で整備されており、立体部のスペースはあるものの全て平面交差です。すでにロードサイド店も多く、「生活に便利な道路」のような印象です。

 現在は、この環状線を形成している東側部分から分岐し、さらに東へ4.1km延伸して国道18号現道までつなげる事業が進行中。これにより渋滞しやすい上田市大屋地区の市街地も回避する計画です。2009年に事業化して一部橋梁もできてきていますが、やはり前回開通から20年ほどのスパンを経ての完成となるのでしょうか。

【長い!】これが「約50kmのバイパス」の現状です(地図/写真)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 4車線化はいつやるんですか?

    生きてる間に終わりますかね