グニャっとカーブする6車線の国道、実は“円を半周”してる!? かつてあった「日本最大級の円形交差点」とは? 大改造から19年 バイパスできずに39年

沖縄本島の大動脈「国道58号」にはかつて、日本最大級のロータリー交差点がありました。その跡地と、周辺で進むバイパス計画の現状を取材しました。

難航する「嘉手納バイパス」

 一方、ロータリーを含む嘉手納町内の国道58号も、現道の海側で「嘉手納バイパス」が計画されています。読谷道路の南端に接続し、比謝川の河口付近を橋で渡り、嘉手納町の市街地へ抜けるルートです。

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約20平方キロメートル、東京ドーム約425個分の広さを持つ「嘉手納基地」。飛行場は国道58号の内陸側だが、海側にも米軍管理施設がある(植村祐介撮影)

 その構想自体は古く、事業化は嘉手納ロータリー改良の20年前、1987年でした。しかし近接する米軍管理地との調整でルート変更が行われるなどして時間を要し、現在はまだ調査設計の段階で、用地買収は約90%まで進んでいるものの、工事の本格化には至っていません。

 計画ルートは比謝川の河口付近を通り、国道58号現道の海側、嘉手納町にある米軍「陸軍貯油施設」付近に至る形ですが、ここから国道58号現道とどのように接続するかは未定です。この区間の事業化においてもあらためて米軍との調整が必要と思われ、さらに時間がかかりそうです。

 読谷道路が完成すれば、先に挙げた国道58号現道の大湾から伊良皆までの交通転換はある程度進むと思われます。しかし読谷村から嘉手納町内の国道58号現道の交通量を減らすには、嘉手納バイパスの完成、さらに国道58号とのスムーズな接続が不可欠です。早期の米軍との調整、ルート選定、そして工事着手を望みたいところです。

【うわ、マジだ…】これが昔の姿「日本最大級の円形交差点」です!(写真)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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