「幻の“京急”延伸計画」の道路版、なぜ急ぐ? 半島の縦貫道は“ブツ切り”でも効果アリ? 「マグロの聖地」へのバイパス計画

神奈川県は2025年5月、三浦市で事業中の都市計画道路「西海岸線」の特設サイトを開設しました。事業のアピールを強化しています。

主要渋滞箇所を回避するなら、まず末端

 引橋交差点は横須賀から半島南部を周回する国道134号が南西方面から北西方面へと向きを変えるポイントで、さらに三崎港方面へ向かう県道横須賀三崎線が接続し、県の主要渋滞箇所に位置づけられています。

Large 20260618 01

拡大画像

油壷地区。西海岸線の小網代大橋はこの正面に接続する予定(乗りものニュース編集部撮影)

 さらに三崎港方面へ進んだ「油つぼ入口」交差点も主要渋滞箇所です。これらを避けるには半島東部をぐるっと大回りするしか選択肢がほぼない状況です。

 そこで、三浦縦貫道よりも先に西海岸線を通せば、三崎口駅付近から西回りで三崎港へ至るルートができ、主要渋滞箇所を回避可能になるというわけです。

 とはいえ、地元は三浦縦貫道II期区間の延伸の早期事業化も、西海岸線とセットで要望しています。2022年の三浦縦貫道の延伸は、並行する国道134号や県道214号の渋滞を大きく緩和させ、高円坊からの市道が国道134号の西海岸側に接続する「初声小学校入口」交差点から衣笠ICまでの所要時間は、31分から14分にまで短縮したそうです。

 西海岸線は2033年度の開通が目指されていますが、半島の厳しい地形で代替路が乏しいなか、三浦縦貫道の延伸とセットで半島の突端までバイパスがつながるか、注目です。

【橋が超キレイ!】これが「京急延伸計画の“道路版”」です(地図/写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  3. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開