「幻の“京急”延伸計画」の道路版、なぜ急ぐ? 半島の縦貫道は“ブツ切り”でも効果アリ? 「マグロの聖地」へのバイパス計画
神奈川県は2025年5月、三浦市で事業中の都市計画道路「西海岸線」の特設サイトを開設しました。事業のアピールを強化しています。
主要渋滞箇所を回避するなら、まず末端
引橋交差点は横須賀から半島南部を周回する国道134号が南西方面から北西方面へと向きを変えるポイントで、さらに三崎港方面へ向かう県道横須賀三崎線が接続し、県の主要渋滞箇所に位置づけられています。
さらに三崎港方面へ進んだ「油つぼ入口」交差点も主要渋滞箇所です。これらを避けるには半島東部をぐるっと大回りするしか選択肢がほぼない状況です。
そこで、三浦縦貫道よりも先に西海岸線を通せば、三崎口駅付近から西回りで三崎港へ至るルートができ、主要渋滞箇所を回避可能になるというわけです。
とはいえ、地元は三浦縦貫道II期区間の延伸の早期事業化も、西海岸線とセットで要望しています。2022年の三浦縦貫道の延伸は、並行する国道134号や県道214号の渋滞を大きく緩和させ、高円坊からの市道が国道134号の西海岸側に接続する「初声小学校入口」交差点から衣笠ICまでの所要時間は、31分から14分にまで短縮したそうです。
西海岸線は2033年度の開通が目指されていますが、半島の厳しい地形で代替路が乏しいなか、三浦縦貫道の延伸とセットで半島の突端までバイパスがつながるか、注目です。





コメント