ロシア軍の兵站網にまた打撃?「長距離ドローン部隊」がクリミア半島の“最大規模”で炎上させる動画をウクライナが投稿

ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は2026年6月21日、ケルチの石油施設を攻撃する映像を公開しました。

クリミヤ半島での最大規模の攻撃

 ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は2026年6月21日、ケルチの石油施設を攻撃する映像を公開しました。

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ウクライナ軍の長距離攻撃ドローンのひとつである「リューティ」(画像:ユナイテッド24)

 ウクライナ軍のドローン部隊は、クリミア半島のケルチにある燃料インフラや防空施設に対する攻撃を実施しました。今回の攻撃は、ロシアがクリミア半島を実効支配して以降、最大規模の攻撃であると報じられています。

 公開された現地映像やウクライナ軍が公開した攻撃映像などによると、アエガズターミナル内にある石油貯蔵施設などが炎上したようです。

 同ターミナルは貨物の取扱いや液化ガスの積み替えを専門とする拠点であり、船舶への燃料供給やクリミア・カフカス間のフェリー航路向けサービスを行う燃料ターミナルも運営しています。このため、ロシアの海上輸送に影響が及ぶ可能性が指摘されています。すでに影響は出始めているようで、ロシアの支援を受けるクリミア共和国当局が、ガソリンスタンドにおける市民向け燃料の一般販売を禁止したとBBCなどが報じています。

 ウクライナ軍は6月に入ってからクリミア半島の「孤立化作戦」を本格的に進めています。今回の大規模攻撃でクリミアの防空システムと兵站網が崩壊しつつあると主張しており、攻撃を主導したウクライナ無人システム軍のロベルト・ブロウディ司令官も同様の見解を示しています。

 ただ、今回攻撃を受けたケルチはもちろんクリミヤ半島は、2014年のロシアによるクリミア侵攻以前はウクライナ領だった地域です。そのため、ブロウディ司令官は攻撃後に「同地のウクライナ人に混乱を招いた」として謝罪もしています。

【画像】ケルチの石油施設への攻撃の様子

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