日立建機が社名変更! 新会社「ランドクロス」が見据える建設業界の未来とは? 「CSPI 2026」で見た最新技術

日立建機は今回も「CSPI 2026」に出展し、深刻化する人手不足や環境問題に対応する最新技術を披露しました。また社名を「ランドクロス」へ変更することもPR。同社の新たな挑戦と最先端ソリューションを紹介します。

いすゞと協業! エンジン車を電動化する「コンバートEV」ショベルとは

 環境問題への取り組みとして注目されたのが、参考出展されたバッテリー駆動式の3tクラス油圧ショベルです。

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既存のエンジン式ショベルの電動化には、いすゞ自動車のEVトラック「エルフEV」の電動コンポーネントを活用している(乗りものニュース編集部撮影)

 このショベルは、既存のエンジン式ショベルを電動化する「コンバートEV」という手法で開発されました。いすゞ自動車のEVトラック「エルフEV」の電動コンポーネントを活用しており、建設現場でのカーボンニュートラル実現に向けた新たな選択肢として期待されています。

 日立建機の電動ショベルのラインナップは従来、5tクラス以上で、需要の高い3tクラスはありませんでした。新車で購入するには高価ですが、コンバートEVであれば既存の車両を改造するため、より安価に提供できる可能性があります。

「建設現場でカーボンニュートラルにどう貢献できるかをお客さまと議論する中で、このアイデアが生まれました」と担当者は話します。エンジンを取り外し、バッテリーとモーターを搭載することで、騒音や排出ガスを大幅に削減できます。都市部や夜間の工事での活躍が期待される1台です。

社名が変わっても「変わらないもの」と「変えていくもの」

 なお、日立建機は2027年4月1日、社名を「ランドクロス」へと変更します。

 今回の出展は、新しい社名を広くPRする場でもありました。担当者は「社名は変わりますが、これまで培ってきた技術力や、お客さまに寄り添う姿勢は変わりません。その『変わらないもの』を大切にしながら、進化すべきところは変えていく必要があります」と力を込めていました。

 その「進化」を象徴するのが、前出の「コンバートEV」開発に見られるような、いすゞ自動車との協業といったオープンな取り組みです。自社にない技術を持つパートナーと積極的に関わり、これまでにない製品やソリューションを生み出していく。それが、新生「ランドクロス」の目指す姿とのことです。

【写真】日立建機のブースをチェック!

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