ANAに批判殺到の「SFC“300万円の壁”」はなぜ生まれ、そして“見直し”に? 社長が語った一部始終 株主総会
ANAが2026年4月、空港ラウンジ利用を始めとする”上級会員”向けの優待サービス「ANAスーパーフライヤーズカード」の内容変更を発表。批判をうけ6月、その内容を見直すに至りました。このサービス変更はなぜ生まれたのでしょうか。株主総会で同社社長が回答しています。
高いハードル「300万円」としなければならなかった”切実な事情”
さらに、平澤社長は次のように続けます。
「一方で、それに伴い、将来にわたって安定的にサービスを提供することが難しくなってまいりました。中でも近年、当社の空港ラウンジは大変混雑しており、羽田、新千歳、福岡、那覇などの主要空港では、ピーク時間帯に座れない、あるいはご利用いただけないといったケースが発生しております。当社のシミュレーションでは、今後2030年度に向けて、この混雑はさらに悪化していくことを想定しております
解決を図るため、これまでも度重なるラウンジスペースの拡張等を実施してまいりましたが、空港の施設要件上、これ以上の拡張は非常に難しい状況です。その結果、大変心苦しいことではございますが、新たなルールを設けざるを得ないというのが今回の制度改定の主な背景でございます。
そうした中、搭乗回数を基準とすることや、入会資格の厳格化など、あらゆる方策を検討いたしましたが、今後もサービスを安定的に維持するためには、年間決済額300万円という基準を設定させていただくとの決断に至りました」
そして同氏は「4月23日の発表以降、株主様、お客様から非常に多くのお声を頂戴している現状を受け、皆様のご意見に真摯に耳を傾け、本制度の改定内容について見直しを行うことといたしました」とし、今後の新たなSFCのサービス内容については「上期中をめどに、弊社ホームページなどを通じて皆様にご案内させていただきます」とコメントしています。





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