「郊外のほうがいい」 50万都市の駅前“砂漠”状態のまま2年 新アリーナ計画で急浮上の適地とは?

再開発が進まずに空き地が広がり、「松山砂漠」と揶揄されるJR松山駅前への本拠地移転をBリーグ球団が一蹴しました。代わりに目を付けたのは、「北の大地」のスポーツ施設をほうふつとさせる立地でした。

徒歩圏内に3駅!ただし…

 ウェルピア伊予について、サイボウズの青野社長は「アリーナ建設に適した魅力的な候補地の一つとして関心を寄せている」とのコメントを発表。確かにウェルピア伊予の敷地内であれば、整地すれば正方形の約1万平方メートルのアリーナを建設することは可能です。

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伊予鉄道郡中線の新川駅。停車中なのは3000系(元京王電鉄3000系)の電車(大塚圭一郎撮影)

 ただし、課題となるのは道路渋滞を防ぐことができ、輸送力がある鉄道でアクセスしにくい点です。徒歩圏内に3駅あるものの、どの駅からも徒歩20分程度の距離にあり、内野手と外野手の間にぽとりと落ちるテキサスヒットのような中途半端な場所なのです。

 グーグルマップによると、最寄り駅のJR予讃線鳥ノ木(伊予市)からが徒歩18分、松山方面の隣駅の伊予横田(松前町)からが19分、伊予鉄道郡中線の新川駅(伊予市)からが22分です。

 筆者の宿泊時は新川駅からウェルピア伊予へ、帰路は鳥ノ木駅へそれぞれ歩きました。新川からは川に沿った道を東進し、突き当たった交差点からは県道23号伊予川内線をさらに東へ向かえばウェルピア伊予の入口に着きます。ただ、駅付近の道が狭いため、試合観戦の大勢の歩行者が行き来するのには向いていません。

 一方、鳥ノ木駅からは北上して戸建て住宅が多く建ち並ぶ「鳥ノ木団地」を抜け、突き当たる県道23号を右折すればウェルピア伊予に到着します。もっとも、途中で道順がやや分かりにくくなるのが難点です。

 道路の広さと道順の分かりやすさでは、伊予横田駅が最も優れています。駅から県道219号砥部伊予松山線を南下後、交差点で差しかかる県道23号を右へ進めばたどり着きます。

【ここか!】これが「松山砂漠」を一蹴した新アリーナ候補地です(地図/写真)

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