「あのSUVに似ている…!」 新型キックス“40歳代にぶっ刺さる”戦略にヒット車の面影 ライバルの弱点を徹底的に突いてきた!? 試乗で実感
いまいちばん競争の激しいコンパクトSUVクラスに、日産は新型「キックス」を投入しました。強力なライバル車種に対してどのような強みを持っているか、公道試乗で検証します。
サイズ拡大の恩恵を活かした「ユーティリティ」
一方インテリアのデザインは、守られている安心感と心地よい開放感を両立した空間を目指したとのこと。低く抑えられたダッシュボードと横長のディスプレイがスッキリとした視界を作りつつ、太めのセンターコンソールがしっかりと助手席との間を隔てています。座ってみると上半身は開放的でありつつ、下半身はガッチリと守られていてリラックスできる印象です。
インテリアに関連して、次に「ユーティリティ」に関するトピックを紹介していきます。最大のポイントは、室内の広さをしっかり確保したことでしょう。ボディサイズは先代比で全長が75mmプラスの4365mm、全幅が40mmプラスの1800mm、全高は10mmプラスの1615mmとなり、ゆとりのある乗員スペースを実現しています。
前席の快適性ももちろんですが、圧倒的だったのが後席の広さです。実寸で横幅は1390mm、頭上で86mm、膝まわりも630mmの空間を確保していますが、これはライバルを凌駕する数値。全シートに、身体を優しく包み込んで支え、疲労感を軽減する日産独自の「ゼログラビティシート」が搭載されているのも魅力的です。
細かな部分では、よく見るとインパネに置かれたディスプレイの下部分が、少し張り出しています。これはタッチ操作をする際に、手を置いて支えながらラクに操作できるようにするための工夫で、使い勝手がよく考慮された部分のひとつです。
またサイドミラーも先代はAピラーの根元に付くタイプでしたが、新型は少し後方にずれた位置に。これは右左折の際などに、斜め前方の死角を小さくするための配慮とのことで、開発陣のユーティリティへの強いこだわりを感じました。
そしてラゲッジ容量も先代から53Lプラスと大幅にアップし、476Lの大容量を確保しました。台形の開口部は大きく開き、パワーバックドアや1500Wまでの電源が備わるなど、SUVならではの使いやすさを備えていると感じます。





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