米軍特殊部隊がタンカーを強襲! 緊迫の様子を動画で公開 イラン海上封鎖の最前線とは?
海上封鎖が続くオマーン湾で、アメリカ軍の精鋭部隊がイラン・タンカーをヘリコプターで強襲、対象船舶に対する海上臨検を実行し、動画を公開しました。
タンカー甲板上にヘリから降下
2026年7月14日、イランとの停戦合意が崩れたことからアメリカはイランに対する2度目の海上封鎖を開始し、16日にはアメリカ軍部隊がイラン・タンカーに直接乗り込む「検査乗船」が実行され、アメリカ中央軍が動画を公開しました。
「検査乗船(Verification boarding)」とは、対象船舶に部隊を乗船させ、積荷や目録を確認したり、封鎖を執行するものです。
対象となったのはタンカー「ウェン・ヤオ(Wen Yao)」号です。海外の調査機関によれば、同船は検査乗船を受ける直前に、海上で船籍や船名を変更するなど不審な行動が見られたようです。アメリカ側は、単なる海上封鎖の実行だけでなく、イランの「シャドーフリート(石油密輸船団)」との関連を疑い検査乗船を実行した可能性が指摘されています。
検査乗船に投入されたのは海兵隊の第11海兵遠征部隊です。この部隊は、強襲揚陸艦「ボクサー」、ドック型揚陸艦「コムストック」「ポートランド」に乗船し、中東に派遣されました。部隊は6月30日に中東に到着しました。
動画では揚陸艦を飛び立ったUH-1NおよびMH-60Sヘリコプターに搭乗した海兵隊員たちが、「ウェン・ヤオ」の甲板にファストロープ降下する様子を確認できます。海兵遠征部隊には、こうした強襲任務を遂行する特別部隊「海上襲撃部隊(MRF)」が置かれており、今回の部隊もMRFで間違いないでしょう。
2度目の海上封鎖開始以降、アメリカ軍は7月17日段階で封鎖突破を試みた3隻を引き返させ、1隻をヘルファイア・ミサイルによる攻撃で航行不能にしています。




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