「C-HR」好調のワケ 名は体を表す? トヨタが「らしさ」を捨てたクルマ(写真51枚)

名前もデザインも「らしくない」

 まず、名前です。「名は体を表す」というように、「C-HR」という名前が、これまでのトヨタ車とは違っています。

 自動車業界の人間としては「CRなんとか」と聞いて思い浮かぶのはホンダです。ホンダは「CR-V」や「CR-Z」「HR-V」といったクルマを販売してきました。そうした名前の中に「C-HR」があると非常に紛らわしいと感じるのが普通です。最初に「C-HR」という車名を聞いたとき、「ホンダ車と勘違いされる可能性のある名前なんて、本当にこれでよいの?」と思ったものです。

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ブレーキランプが特徴的な「C-HR」(画像:トヨタ)。

 そしてデザインも斬新です。車体の後ろのブレーキランプは、リヤフェンダーから飛び出るようで、ギョッとするほど立体的です。

 開発陣のデザイナーから「C-HR」のデザイン制作は「ここまで大胆だとさすがにダメだろうと思いつつ、上司にうかがいを立てると、次々とOKが出ました。限界に挑戦するような作業でした」という話も聞けました。

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コメント

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4件のコメント

  1. 全車速追従クルコンを標準装備した車が月間販売台数で1位になったのは今回が初めて
    高速道路の渋滞原因は自然減速が過半数を占める
    今回の標準装備というトヨタの決断は先の未来を考えても英断だったと思う

  2. 少しだけイストと言う車種を思い出しました。好きな人にとっちゃ、たまらん車でしょう!

  3. 好調か知らんが千葉の中古車センターに未使用車が大量にあるな
    販売店ノルマかな?

  4. スバルは360の後継を開発するにあたり過去の製品を否定することから始めたと聞いたことあるけど?このトヨタの車だと自社を肯定否定もできない金縛りを感じるね、ハイブリッドと言う重いシステムがあるだけで重量税免税他の優遇税制の追い風に上手く帆を立てただけじゃないの?少しは買う人も車の諸元に目を通してほしい!最小回転半径など日常に関わるデータを見れば車選びも幅が広がるんだけどね