豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」運行開始 その特徴は? 「瑞風」だけの楽しみも JR西日本(写真36枚)

「瑞風」運行区間の特徴は? 「片道」でもOK

「クルーズトレイン」というと、出発地へ戻ってくる印象があるかもしれませんが、「瑞風」は“片道コース”が用意されており、「旅にクルーズトレインを組み込む」という乗り方ができるのも特徴です。

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「瑞風」の運行ルート(画像:JR西日本)。

 記載の料金は第1期の2017年6月から8月出発、2名1室(「ロイヤルシングル」は1名1室)利用における1人分になります。

山陽コース(下り)1泊2日 ~せとうちの歴史に触れる旅~

1日目:京都・大阪~倉敷(観光)~《車中泊》~
2日目:~南岩国(観光)~下関
【料金】「ザ・スイート」75万円、「ロイヤルツイン」27万円、「ロイヤルシングル」33万円

山陽コース(上り)1泊2日 ~せとうちの美を愛でる旅~

1日目:下関~宮島口(観光)~《車中泊》~
2日目:~尾道(観光)~大阪・京都
【料金】「ザ・スイート」75万円、「ロイヤルツイン」27万円、「ロイヤルシングル」33万円

山陰コース(下り)1泊2日 ~文豪と維新の歴史をたどる旅~

1日目:大阪・京都~城崎温泉(観光)~《車中泊》~
2日目:~萩・東萩(観光)~下関
【料金】「ザ・スイート」75万円、「ロイヤルツイン」27万円、「ロイヤルシングル」33万円

山陰コース(上り)1泊2日 ~神話と自然美に触れる旅~

1日目:下関~出雲市(観光)~《車中泊》~
2日目:~鳥取(観光)~京都・大阪
【料金】「ザ・スイート」75万円、「ロイヤルツイン」27万円、「ロイヤルシングル」33万円

山陽・山陰コース(周遊)2泊3日 ~西日本の原風景を堪能する旅~

1日目:京都・大阪~岡山(観光)~《車中泊》~
2日目:~(山陽本線・山陰本線経由)~宍道・松江(観光)~《車中泊》~
3日目:~東浜(観光)~京都・新大阪
【料金】「ザ・スイート」120万円、「ロイヤルツイン」50万円、「ロイヤルシングル」62万円

 東浜駅(鳥取県岩美町)では、「世界ジオパーク」に認定されている浦富海岸でその眺望と地引き網の実演が楽しめるほか、「瑞風」運行にあたり開設されたレストラン「AL MARE(アルマーレ)」で地元の新鮮な素材を生かした料理を用意。国と鳥取県、岩美町、JR西日本が一体となって、「瑞風」の特別な旅にふさわしい“おもてなし”を提供するといいます。

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コメント

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4件のコメント

  1. JR九州もJR東日本もそうだが、そんな無駄な車輌を数十億もかけて開発、投入するくらいなら、老朽化した保安設備の更新に回すべきだった。第一そういう観光列車は老朽車輌の改装で充分。背任罪に問える位。

  2. 前のトワイライトもGT-Rも何とか頑張ればロックオンできたけど?こりゃ俺には無理!北海道さんふらわあが定期を欠航してまで熊本の被災地で仮ホテルとしての運用が検討されたように列車もそろそろ考えてもいいんじゃないかと思うね、これって燃料があれば非電化区間も走れるんだよね?

  3. 機関車無いの?

    • まるっきり無い訳じゃないが、残っているDD51やDE10もすでに製造から40年以上経過した老朽機
      先の事を考えたら現実的じゃないですね
      5月に仙石線ラインのハイブリッドディーゼルカーに乗りましたが快適でしたよ
      鉄道車両のテクノロジーもどんどん進化していますよ