豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」運行開始 その特徴は? 「瑞風」だけの楽しみも JR西日本(写真36枚)

「瑞風」設備の特徴は? この列車だけの「楽しみ方」も

「瑞風」は10両編成のうち、6両が客室。それ以外の4両は共用スペースになっています。

展望車

 編成両端の1号車と10号車は展望車。運転室の前方下部、柵に囲まれた区画が「展望デッキ」になっており、車外へ出て“風”を感じながら旅をすることができます。この「オープンエア」も、日本の豪華クルーズトレインのなかで「瑞風」だけが持つ特徴です。

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「瑞風」の展望車。
運転士と同じ視線を楽しめる。下は展望デッキへの通路。
展望デッキからの眺望。

 ただ「展望デッキ」は編成の両端にありますが、安全上の理由から、入れるのは進行方向後ろ側のみです。前方の風景は、運転室の背後に設けられた椅子から、運転士と同じ目線で楽しむことができます。

ラウンジカー

 5号車は「ラウンジカー」。バーカウンターや立札(椅子に腰掛けて行う茶道の手順形式)の茶の卓、車内販売を行うブティックスペースも用意されました。

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「瑞風」のラウンジカー。

 木が多用された落ち着いた空間で乗客同士の会話、「瑞風」のおもてなしを楽しめるとのこと。また「ラウンジカー」には、「SALON DE L'OUEST(サロン・ドゥ・ルゥエスト)」という名前がつけられています。

食堂車

 6号車は食堂車。オープンキッチンになっており、車内調理のライブ感とともに、大きな窓を流れる車窓を楽しみながら料理を味わえるといいます。

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「瑞風」の食堂車。
“和食状態”にもなる「瑞風」食堂車。
オープンキッチンの「瑞風」食堂車。

 食堂車には「DINER PLEIADES(ダイナープレヤデス)」という名前がつけられています。かつて大阪~札幌間を結んでいた寝台特急「トワイライトエクスプレス」食堂車の名前が受け継がれました。

 料理は、料理雑誌『あまから手帳』の編集顧問などを務める、フードコラムニストの門上武司さんがプロデュース。「菊乃井」3代目主人の村田吉弘さん、レストラン「HAJIME」オーナーシェフの米田 肇さんといった“食の匠”たちが監修します。

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コメント

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4件のコメント

  1. JR九州もJR東日本もそうだが、そんな無駄な車輌を数十億もかけて開発、投入するくらいなら、老朽化した保安設備の更新に回すべきだった。第一そういう観光列車は老朽車輌の改装で充分。背任罪に問える位。

  2. 前のトワイライトもGT-Rも何とか頑張ればロックオンできたけど?こりゃ俺には無理!北海道さんふらわあが定期を欠航してまで熊本の被災地で仮ホテルとしての運用が検討されたように列車もそろそろ考えてもいいんじゃないかと思うね、これって燃料があれば非電化区間も走れるんだよね?

  3. 機関車無いの?

    • まるっきり無い訳じゃないが、残っているDD51やDE10もすでに製造から40年以上経過した老朽機
      先の事を考えたら現実的じゃないですね
      5月に仙石線ラインのハイブリッドディーゼルカーに乗りましたが快適でしたよ
      鉄道車両のテクノロジーもどんどん進化していますよ