豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」運行開始 その特徴は? 「瑞風」だけの楽しみも JR西日本(写真36枚)

「瑞風」デザインの特徴は? 往年のボンネット型特急車両の要素も

「瑞風」のインテリアデザイン、車内レイアウトは、ホテルや各種企業の迎賓施設などの設計を数多く手がけ、京都迎賓館の設計にも携わった建築家でインテリアデザイナーの浦 一也さんが担当。外観デザインは、N700系新幹線や寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」に使用される285系電車といった多くの車両に携わっている工業デザイナー、福田哲夫さんによります。

Large 170617 mizukaze 05 Large 170617 mizukaze 06 Large 170617 mizukaze 07
「丸目」が特徴の「瑞風」。
5本のラインの上に運転室がある。
クルーの制服デザインは稲葉賀惠さんが監修。

 デザインコンセプトは「ノスタルジック・モダン」。洗練された上質さと心休まる懐かしさを乗客が感じられるものにしたそうです。

 エクステリア(外装)について、車体色は寝台特急「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎつつ、さらに上質さを演出したという「瑞風グリーン」を採用。そこに金色のエンブレムとラインが配されています。

 展望デッキと5本のラインからなる流線形の先頭車は、丸目のヘッドライト、運転室を往年のボンネット型特急車両をほうふつさせる高い位置にするなど、「懐かしさ」を演出したそうです。

 インテリア(内装)は、昭和初期に一世を風靡(ふうび)したアールデコ調をベースに、沿線の調度品を用意。「沿線の魅力」をちりばめた車内から、大きな窓を通し、流れる美しい景色を楽しめるといいます。開閉できる窓や展望デッキから、沿線の風を感じることも可能です。

この記事の画像をもっと見る(36枚)

テーマ特集「【鉄道】瑞風、四季島、ななつ星…クルーズトレインの特徴、サービス、料金は?」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

4件のコメント

  1. JR九州もJR東日本もそうだが、そんな無駄な車輌を数十億もかけて開発、投入するくらいなら、老朽化した保安設備の更新に回すべきだった。第一そういう観光列車は老朽車輌の改装で充分。背任罪に問える位。

  2. 前のトワイライトもGT-Rも何とか頑張ればロックオンできたけど?こりゃ俺には無理!北海道さんふらわあが定期を欠航してまで熊本の被災地で仮ホテルとしての運用が検討されたように列車もそろそろ考えてもいいんじゃないかと思うね、これって燃料があれば非電化区間も走れるんだよね?

  3. 機関車無いの?

    • まるっきり無い訳じゃないが、残っているDD51やDE10もすでに製造から40年以上経過した老朽機
      先の事を考えたら現実的じゃないですね
      5月に仙石線ラインのハイブリッドディーゼルカーに乗りましたが快適でしたよ
      鉄道車両のテクノロジーもどんどん進化していますよ