ミグとスホーイ合併へ 旧ソ連機の代名詞と現ロシア主力機メーカー ブランドは存続か

冷戦期のソ連機の代名詞ミグ社、栄華の日々

 ミグとは創設者であるミコヤンとグレビッチの頭文字をとった「MiG(M&Gの意)」に由来し、1946(昭和21)年には他設計局のライバル機に先んじてソ連初となるジェット戦闘機MiG-9の量産化に成功します。またミコヤンの実兄が共産党幹部であることもミグ設計局の躍進を助けました。

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ミグ MiG-31BM迎撃戦闘機。現存する実用戦闘機の中では世界一大きい。ロシア空軍のみ配備中(関 賢太郎撮影)。

 MiG-9は機関砲を撃つとエンジンが止まる大変な欠陥機でしたが、その後継となるMiG-15が大成功をおさめて以降、発展型のMiG-17、ソ連初の超音速戦闘機MiG-19、1万機以上生産された唯一の超音速機MiG-21、可変後退翼多用途戦闘機MiG-23/27、人類最速の実用戦闘機MiG-25など、ソ連製戦闘機の代名詞として冷戦を通じ「ミグ」の名が用いられるほど、多数の傑作機を生み続けました。

 一方のスホーイ設計局は悲惨でした。創設者のスホーイが独裁者スターリンに疎まれたとも言われ、一時期は設計局の長であるスホーイ自身がツポレフ設計局に左遷されてしまうなど、不遇の日々を送らざるをえませんでした。しかしながらスターリン死後あらためてスホーイは自身の設計局を再建、最初に実用化したSu-7やその可変後退翼型Su-17は東側諸国の主力戦闘爆撃機となり、スホーイはミグに次ぐ存在に成長します。

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コメント

2件のコメント

  1. とすると、大型機メーカーのツポレフや史上最初の超音速垂直離着陸戦闘機Yak-141を開発して(ソ連崩壊と予算難で開発中止)今は練習機などを生産しているヤコブレフはそのままか。

  2. 露軍が強化すれば米軍機など不要。
    相模原米軍基地跡地はロシア軍機公園にするのはあり。