ミグとスホーイ合併へ 旧ソ連機の代名詞と現ロシア主力機メーカー ブランドは存続か

旧ソ連機の代名詞ともいえるミグ社と、同社のライバルで現行主力機メーカーであるスホーイ社の2019年内合併が発表されました。両社はこれまで、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。

合併後もブランド名は存続か

 両社のパワーバランスが変化したのは1980年代に登場した現主力機である軽量戦闘機MiG-29、大型戦闘機Su-27の登場からでした。どちらも異なる性格の戦闘機として大成功をおさめますが、ソ連崩壊後ロシア空軍の主力を占めるに至ったのはSu-27でした。現在もロシアでは老朽化したMiG-29やSu-27を、性能向上型であるMiG-35、Su-35など派生型に置き換えるため、新規生産が続いています。

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ロシアの次世代ステルス戦闘機スホーイT-50 PAK-FAの試験機。左右に大きく間隔をあけたエンジン配置が特徴的(関 賢太郎撮影)。

 ただスホーイはすでに次世代ステルス戦闘機T-50 PAK-FAを開発中であり、またリージョナルジェット(小型旅客機)「スーパージェット100」の量産が進んでいるのに対し、ミグはステルス戦闘機においてスホーイに敗れ、次世代練習機もヤコブレフYak-130に敗れるなど、やや厳しい状況に追い込まれつつありました。

 両社合併後はUACにおける戦闘機のブランド名としてミグ、スホーイの名は残り続ける見込みであり、おそらくT-50 PAK-FAもスホーイ製であることを表す「Su-xx」の名称が与えられるのではないかと思われます。ミグブランドもまだまだMiG-35の受注が期待できることや、実用化されるかどうかは不明ですがロシア空軍の長距離大型迎撃戦闘機MiG-31の後継機開発に意欲を示しているので、当面存続し続けることでしょう。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. とすると、大型機メーカーのツポレフや史上最初の超音速垂直離着陸戦闘機Yak-141を開発して(ソ連崩壊と予算難で開発中止)今は練習機などを生産しているヤコブレフはそのままか。

  2. 露軍が強化すれば米軍機など不要。

    相模原米軍基地跡地はロシア軍機公園にするのはあり。

  3. 昔はミグが戦闘機・迎撃戦闘機でスホーイが攻撃機・戦闘爆撃機だったんだが、今ではスホーイが主力戦闘機・攻撃機でミグは31が迎撃用以外だとどうも不調だもんね。んで当初はソ連機を真似してた中国もオリジナルをどんどん開発してる。

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