道路の名前、売ってみたらどうなった? 旧に復した「箱根ターンパイク」の10年間とは

2007年に日本で初めて道路のネーミングライツ(命名権)が販売された神奈川県の「箱根ターンパイク」。2017年8月1日(火)に本来の名称へと戻りましたが、10年のあいだにどのようなことがあったのでしょうか。

看板掛け替え、地図会社にも連絡… それでも大きなメリット

――道路名称の変更に際しては、どのようなことを行うのでしょうか?

 ロゴマークや看板、案内表示などの変更はもちろん、地図会社様、カーナビ会社様、そしてラジオの交通情報などを提供されている日本道路交通情報センター様などにも名称の変更を申し入れました。「箱根ターンパイク」に名称変更した現在も、各機関にはできる限り早く呼称を変えていただくようお願いしています。

――別の名前になっていたときは、どのようなことがあったのでしょうか?

 収入がもたらされるだけでなく、たとえば「MAZDAターンパイク箱根」の時代にはマツダ様のイベントに道路を使っていただくこともあり、名称が新しいお客様との接点にもなったと思います。一般のマツダファンの方が「せっかくだから『MAZDA』の道路で」と、趣味のオフ会を開かれることもありました。

――今後はどのようにしていきますか?

 ネーミングライツにご興味がある企業と意見が合致すれば、新たな名称になる可能性もあるかもしれません。当社からもいくつかの企業に対して働きかけを進めています。

※ ※ ※

 2017年8月8日(火)現在、現地の案内表示や看板は「箱根ターンパイク」に変更されているといいますが、インターネットの地図などでは未だに「MAZDAターンパイク箱根」となっているものも見られます。箱根ターンパイクは「地図などに変更が反映されるまでには時間がかかる」とし、そうした「看板の掛け替えや地図会社様への連絡といったコストを差し置いても、ネーミングライツによるメリットの方が大きかった」と話します。

 このような道路や道路施設のネーミングライツ販売は、徐々に広がってきているようです。インターネットで「道路ネーミングライツ」と検索してみると、多くの自治体で市道や歩道橋などのネーミングライツを販売している事例が見られ、すでに市道などで導入しているケースもあります。

【了】

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コメント

5件のコメント

  1. ならYRP野比も野比に戻してよ、交差点名も数年振りに来たら変わってたり、一般路の岡山ブルーラインなんて元はブルーハイウェイとか書いてあったし、

    • それは施設利用者に分かりやすいように改名しただけでネーミングライツとは関係ないでしょ。

    • まあ、別にいいんじゃないの?

  2. ターンパイクも無料化して欲しいと思うがな。

    私道だから厳しいが東名が事故ると隣の箱根新道が詰まるのでここか石橋支線のどちらかを無料化して欲しい。

  3. ところでターンパイクを元々運営していたのが東急だったということを知っている人は、そろそろ少なくなりつつあるのかな。

    この記事にコメントしているみなさんぐらいじゃない?知っているのは。

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