新幹線「ひかり」から誕生した町、実は最先端の「鉄道の街」?
東海道・山陽新幹線「ひかり」に由来する名前の町が存在します。現地には、かつての試験車両も保存され、そのなかは資料館になっているといいます。どのような町なのでしょうか。
「新幹線の実験」をしていた施設がある
東海道・山陽新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」という3種類の列車があります。このうち「ひかり」は、1992(平成4)年に登場した「のぞみ」に次ぐ速達列車で、1964(昭和39)年の東海道新幹線開業当初から28年間は、各駅停車の「こだま」と2種類の列車での運行でした。
その新幹線「ひかり」に由来する町名があります。その名も、東京都国分寺市「光町」。町内の複合施設「ひかりプラザ」には、かつての新幹線試験車両951形も保存されており、内部は「新幹線資料館」として公開されています。
どのようなゆかりがあるのでしょうか。国分寺市ふるさと文化財課に聞きました。
――なぜ列車名の「ひかり」が町名になったのでしょうか?
新幹線の開発段階から各種実験を行っていた鉄道総合技術研究所、当時は鉄道技術研究所といいましたが、この施設があったことから、新幹線「ひかり」にあやかり「光町」と名づけられました。
――もともとは別の地名だったのでしょうか?
はい。もともとは「平兵衛新田(へいべえしんでん)」という字名で、1966(昭和41)年に町名が整理された際に改名されました。
新幹線工事関係者が住んだ場所の集落が新幹線になってますね。
姉妹都市にならないかな?w