新幹線「ひかり」から誕生した町、実は最先端の「鉄道の街」?

東海道・山陽新幹線「ひかり」に由来する名前の町が存在します。現地には、かつての試験車両も保存され、そのなかは資料館になっているといいます。どのような町なのでしょうか。

「ホットな話題」だった新幹線が地名に? 研究所はいまも「最先端」

――どのような経緯で新幹線の名前にあやかることになったのでしょうか?

 詳しいいきさつはわかりません。このときの町名整理は大規模なもので、平兵衛新田のような古くからの字名がほとんど変更され、「南町」や「泉町」といった字名とは無関係の新たな町名が数多く誕生しました。「光町」もそのひとつで、おそらくは町の多くが鉄道技術研究所(現・鉄道総合技術研究所)の敷地であり、また同研究所が新幹線の研究を行っていることが市民のあいだで知られ、当時のホットな話題であったことから名付けられたのでしょう。

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国分寺市光町の「ひかりプラザ」に保存されている新幹線試験車両951形。
鉄道総合技術研究所の向かいに「ひかりプラザ」と「鉄道総研」バス停がある。
「ひかりプラザ」には国分寺市の教育センターなどが入居する。

※ ※ ※

 旧国鉄の研究機関である鉄道技術研究所を前身とする鉄道総合技術研究所では、いまもさまざまな技術開発が行われています。敷地内には試験用の線路もあり、試験列車が走るそうです。

 前述の新幹線試験車両951形は1969(昭和44)年に製造され、1972(昭和47)年には山陽新幹線での高速試験において当時の電車で世界最高速となる286km/hを達成。本線での試験が終了したあとは鉄道技術研究所での各種試験に使用され、1991(平成3)年に国分寺市へ譲渡されました。

 ちなみに、鉄道総合技術研究所では「昔の地名である平兵衛新田にちなんだ名称」という施設公開イベント「平兵衛まつり」を、1988(昭和63)年から開催しています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 新幹線工事関係者が住んだ場所の集落が新幹線になってますね。

    姉妹都市にならないかな?w

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