旅客機、実はバック可能? できるのにしない理由とは 2017.08.12 石津祐介(ライター/写真家) 0 ツイート お気に入り tags: ANA, エアバス, ボーイング, 航空, 航空自衛隊, 飛行機 1 2 3 0 ツイート お気に入り 編集部おすすめ記事 「アンカレッジ」なぜ聞かなくなった? 日本に縁深かった空路の要所、その「いま」 成田はこりごり? エアアジア日本再参入の行き先は 巨大機A380、看板になるか重荷になるか ANAの飛び行く先は JALグループ、ATR製旅客機を初導入 人気席は前でなく後ろに? その特徴とは 世界2位の戦闘機、英「タイフーン」来日か 「二番目」に強いその理由 最新記事 実は現在進行形「カワサキの原チャリ」の魅力とは? 高排気量だけじゃない「小さなカワサキ」という“もう一つの世界” 後継船はもう造れない!? 日の丸潜水調査船ノウハウの結晶が消滅か… JAMSTECを直撃! 「青いロマンスカー」が“異色ルート”で運行へ 新宿駅の地下ホームに乗り入れも 2月に1日限定 「多数のロシア軍爆撃機」→よく見たら絵でした!? “単純なミス”衛星写真でバレバレに? 船橋市の「新駅」ついに着工へ! 隣の駅は“超難読駅” 開業はいつ? コメント コメントをキャンセルコメント(必須) お名前(必須) メールアドレス(必須)※公開されません 16件のコメント まるめぐぷう 2017/08/12 at 07:31 Reply 飛行中に逆噴射作動させると失速のおそれありって、実際墜落事故あったでしょう。羽田沖で。着陸中に機長が逆噴射装置作動させて。ちなみに、余談ですが空母の着艦の場合は機体の制動用フックを空母の制動用ワイヤーにひっかけてむりやり停止させます。 二十歳で工場長 2017/08/12 at 08:39 あの羽田沖の逆噴射機はDC9?8?か忘れたけどジャンボと同じ4発エンジンでしたかね?機長!何するんですか!?先程はお見事、こんな機長と福操縦士のやり取り、機長の精神分析など、当時の機長の奥さんへの取材攻撃に、おまいらこそ精神病んどるんと違うんか?と思ったものでした、しかし安全の為の装備は凶器と紙一重だと熟思い知らされますよ、 じじい 2021/08/31 at 16:26 昔は飛行中でも逆噴射を使う飛行機があったんですよ。羽田沖に墜落した飛行機もそのタイプで、確か外側のエンジン2つを飛行中に逆噴射させて減速させてました。 BT46Bは吸い付く 2021/12/21 at 12:43 有名な事故だと、ラウダ航空の767-330ERですかね。あのニキ・ラウダが、パイロットの行動は正しかったと、すごい名誉を守っていたのが印象に残る事故でした。ボーイング社が、当初シミュレーターで墜落回避は可能だったと発表した後、ニキ・ラウダ本人がそのシミュレーターで一度も回復できず、シミュレーターで回復出来たパイロットの飛行機で同じことをやって見せろ、もちろんニキ・ラウダも同乗する、みたいなことがあって、ボーイング社が訂正したような経緯だったかと。さすが大事故からの生還者。 名無し 2017/08/12 at 10:21 Reply 話の流れでは逆噴射は視界や出力調整が難しいし燃費かさむのでトーイングバックが経済的といいつつ、プッシュバックを行わずに自走で駐機を行う空港の茨城空港は(自走=逆噴射使うので)低コストって変に読めてしまいます。実際には、茨城空港の場合はプッシュバックが不要な構造で運用する設計で、乗客を駐機場で乗降させることで、ボーディングブリッジとトーイングカーの組み合わせよりコスト負担を低くした。自走で駐機ってのは、駐機場で旋回することで逆噴射なしの自走で滑走路に戻れる方式ですね。関空なかんでも試行しているようですが。 FUKUFUKU 2017/08/19 at 09:16 Reply 「「プロペラを逆回転」させたりして推進力を逆向きにしバックする 」この記述は間違ってます。プロペラを逆回転させるのではなく、プロペラブレードの角度を変えることで推力を減らすあるいは逆方向に向ける構造になっています。つまりエンジン、プロペラの回転方向は常に不変で車のようなリバースギアなんて変速装置は付いていません。そもそも回転しているものを瞬時に逆回転させることは物理的に不可能です。『プロペラのピッチ(翼角)をリバース(マイナスピッチ)にして推進力を逆向きにし』と改めるべきです。 ねろっち 2017/08/19 at 18:11 その通り!私も記事を読んで「プロペラの逆回転」っていうのを見て、よく航空写真家って名乗るなぁと思いましたわ。 DTW 2017/08/19 at 11:22 Reply アメリカだとDC-9とかが普通にやってるけどね。 YA-- 2017/11/26 at 08:44 DC9がやると言うかできる理由はエンジンが上の方に付いていて巻き上げた異物を吸い込む恐れが低いからです。 シモ 2017/08/20 at 19:35 Reply パワーバックしない理由は経済的とかまわりの影響もあるかもやけど、低速で逆噴射する事で乱れた気流をエンジンが吸入することによるリ・インジェッションストールも危険だからです。最悪の場合エンジンがお釈迦になるから。 ピヨちゃん 2017/08/21 at 18:00 Reply もし停止状態で逆噴射をしてしまうと、前方に細かい砂や石などの異物FOD (Foreign Object Debris)が巻き上げられてしまいます。これらのFODをジェットエンジン自体が吸い込んだ場合、内部のブレードを破損するリスクが高まります。これもパワーバックを行わない理由の一つです。ちなみに、着陸した後も停止するまで本当は逆噴射を使いたいところですが、燃料セーブや上記理由で使いません。緊急時や雪氷滑走路等では十分に減速するまで使うこともあります。 あああああああ 2017/10/08 at 21:03 Reply エアフロリダか…。アンチアイス、オフ! 偽甘栗 2017/11/01 at 23:32 Reply プロペラ推進機のプロペラの回転方向は一緒です。取り付け角度を変更するのです。英語で「リバース ピッチ」と呼ばれるのはそのためです。 dr_oyama 2017/11/06 at 22:56 Reply ヘルシンキ空港でプロペラ機がプロペラピッチを反転させて自力後退してスポットアウトしたのにはびっくりしました。 Ya-- 2017/11/26 at 08:42 Reply 今から30年ほど前ですか、シカゴとかダラスの飛行場で機種は忘れましたがジェット旅客機が自分でバックするのを見たし自分の乗っていたジェット機も自分でバックしたのを経験しました。追記ですが自分でバックするとジェットの場合自分で巻き上げた異物をエンジンの中の吸い込む危険性があるのでやめたということを聞いたことがあります。 タムタム 2017/11/26 at 09:47 Reply 旅客機が逆噴射でバックしない理由は、ブレーキをかけるとしりもちをつくからです。
飛行中に逆噴射作動させると失速のおそれありって、実際墜落事故あったでしょう。羽田沖で。着陸中に機長が逆噴射装置作動させて。ちなみに、余談ですが空母の着艦の場合は機体の制動用フックを空母の制動用ワイヤーにひっかけてむりやり停止させます。
あの羽田沖の逆噴射機はDC9?8?か忘れたけどジャンボと同じ4発エンジンでしたかね?機長!何するんですか!?先程はお見事、こんな機長と福操縦士のやり取り、機長の精神分析など、当時の機長の奥さんへの取材攻撃に、おまいらこそ精神病んどるんと違うんか?と思ったものでした、しかし安全の為の装備は凶器と紙一重だと熟思い知らされますよ、
昔は飛行中でも逆噴射を使う飛行機があったんですよ。
羽田沖に墜落した飛行機もそのタイプで、確か外側のエンジン2つを飛行中に逆噴射させて減速させてました。
有名な事故だと、ラウダ航空の767-330ERですかね。
あのニキ・ラウダが、パイロットの行動は正しかったと、すごい名誉を守っていたのが印象に残る事故でした。
ボーイング社が、当初シミュレーターで墜落回避は可能だったと発表した後、ニキ・ラウダ本人がそのシミュレーターで一度も回復できず、シミュレーターで回復出来たパイロットの飛行機で同じことをやって見せろ、もちろんニキ・ラウダも同乗する、みたいなことがあって、ボーイング社が訂正したような経緯だったかと。
さすが大事故からの生還者。
話の流れでは逆噴射は視界や出力調整が難しいし燃費かさむのでトーイングバックが経済的といいつつ、プッシュバックを行わずに自走で駐機を行う空港の茨城空港は(自走=逆噴射使うので)低コストって変に読めてしまいます。
実際には、茨城空港の場合はプッシュバックが不要な構造で運用する設計で、乗客を駐機場で乗降させることで、ボーディングブリッジとトーイングカーの組み合わせよりコスト負担を低くした。自走で駐機ってのは、駐機場で旋回することで逆噴射なしの自走で滑走路に戻れる方式ですね。関空なかんでも試行しているようですが。
「「プロペラを逆回転」させたりして推進力を逆向きにしバックする 」この記述は間違ってます。
プロペラを逆回転させるのではなく、プロペラブレードの角度を変えることで推力を減らすあるいは逆方向に向ける構造になっています。つまりエンジン、プロペラの回転方向は常に不変で車のようなリバースギアなんて変速装置は付いていません。そもそも回転しているものを瞬時に逆回転させることは物理的に不可能です。
『プロペラのピッチ(翼角)をリバース(マイナスピッチ)にして推進力を逆向きにし』と改めるべきです。
その通り!
私も記事を読んで「プロペラの逆回転」っていうのを見て、
よく航空写真家って名乗るなぁと思いましたわ。
アメリカだとDC-9とかが普通にやってるけどね。
DC9がやると言うかできる理由はエンジンが上の方に付いていて巻き上げた異物を吸い込む恐れが低いからです。
パワーバックしない理由は経済的とかまわりの影響もあるかもやけど、低速で逆噴射する事で乱れた気流をエンジンが吸入することによるリ・インジェッションストールも危険だからです。最悪の場合エンジンがお釈迦になるから。
もし停止状態で逆噴射をしてしまうと、前方に細かい砂や石などの異物FOD (Foreign Object Debris)が巻き上げられてしまいます。
これらのFODをジェットエンジン自体が吸い込んだ場合、内部のブレードを破損するリスクが高まります。これもパワーバックを行わない理由の一つです。
ちなみに、着陸した後も停止するまで本当は逆噴射を使いたいところですが、燃料セーブや上記理由で使いません。緊急時や雪氷滑走路等では十分に減速するまで使うこともあります。
エアフロリダか…。アンチアイス、オフ!
プロペラ推進機のプロペラの回転方向は一緒です。取り付け角度を変更するのです。英語で「リバース ピッチ」と呼ばれるのはそのためです。
ヘルシンキ空港でプロペラ機がプロペラピッチを反転させて自力後退してスポットアウトしたのにはびっくりしました。
今から30年ほど前ですか、シカゴとかダラスの飛行場で機種は忘れましたがジェット旅客機が自分でバックするのを見たし自分の乗っていたジェット機も自分でバックしたのを経験しました。追記ですが自分でバックするとジェットの場合自分で巻き上げた異物をエンジンの中の吸い込む危険性があるのでやめたということを聞いたことがあります。
旅客機が逆噴射でバックしない理由は、ブレーキをかけるとしりもちをつくからです。