露ステルス機Su-57、開発遅延は「予定調和」? 現代戦闘機開発に共通の問題に直面か

ロシアのスホーイ社が開発中の戦闘機に、「Su-57」という名称が与えられました。スケジュールは遅れているようですが、そこにはF-35同様の、現代戦闘機開発における共通の理由があると見られます。

前途にはF-35がたどった茨道?

 Su-57はロシアの次世代を担う主力戦闘機としての役割が期待される重要な機種ですが、現時点におけるSu-57はそれほど完成度が高くないものと推測されます。これは決してSu-57が欠陥機であるとか低性能機であるからというネガティブな理由ではなく、現代戦闘機が抱える宿命ともいえる開発の困難さに原因あります。

 たとえばスマートフォンは使用者にとって、CPUやストレージ容量といったハードウェアよりも、電話であったりブラウザであったりSNSであったり、実際に何かを行うアプリがより重要です。これと同様に現代の戦闘機もまた作戦を行うためのソフトウェア(アプリ)が重要であり、このソフトウェアは長い時間をかけて開発を続け少しずつ蓄積していかなくてはなりません。したがってSu-57は、いまはまだハードの性能を引き出し、作戦を行える能力を持つに至っていないものと推測されます。

 これはアメリカのロッキードマーチンF-35「ライトニングII」の開発が遅延した理由とまったく同じです。F-35Bは2015年に、F-35Aは2016年に実用化されましたが、現在F-35が搭載するソフトウェア「ブロック3i」では暫定的な「初期作戦能力」しか持たず、完全作戦能力を得る「ブロック3F」ソフトウェアへの対応は2018年を予定しています。

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コメント

3件のコメント

  1. 確か、この戦闘機ってインドも共同開発に加わっていたような。いずれにしても最近の飛行機は試験飛行よりもコンピュータプログラムの試験のほうが長くなりそうですし、そのプログラムもバグをなくさなければいけないですから(ひとつ数値を間違えただけで墜落しかねない)、試験飛行期間に予想外の時間がかかっても無理もない話で。

  2. F35の場合はA/B/Cの3タイプで基本設計を共通化しながらの平行開発という、Su-57(T-50)には無い難しさもある。

    けどアプリケーションソフトウェア(FBWも込みで)の開発が実用化のカギ、というのは確かにそう。ユーロファイターやラファールも、計画された最終バージョンには未だなってなかった気がする。

  3. 米軍のボロ機を売り払って露軍の飛行機を自衛隊に配備した方が良い。

    米軍の機体はITだけは優れていてもケチくさいから耐久性が脆く、簡単に壊れるから危険だ。

    どうせ、薄板で作っているから簡単に壊れる。

    その一方、露軍の飛行機は凄く頑丈でITだけでないのが凄く好感を持てる。

    プログラムにロシア語を入れ、機能も高機能だから同じ中古なら露軍の飛行機が圧倒的に宜しい。

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