露ステルス機Su-57、開発遅延は「予定調和」? 現代戦闘機開発に共通の問題に直面か

ロシアのスホーイ社が開発中の戦闘機に、「Su-57」という名称が与えられました。スケジュールは遅れているようですが、そこにはF-35同様の、現代戦闘機開発における共通の理由があると見られます。

当面は練習機、実戦配備は2020年代半ば以降か

 Su-57の2016年内における実戦配備という初期の目標は、甘すぎたのかもしれません。いずれにせよロシア空軍は、現在のところSu-57の実用化をそれほど急がず、時間をかけて完成度を高めていく方針のようです。量産機の引き渡しは2018年とも2019年ともされますが、当面は機種転換のための練習機として使われる見込みであり、これはやはりF-35と同じやり方です。

 そして新エンジン「Izdeliye 30」を搭載した第二期生産型を待って、2020年代半ばごろから実用戦闘機型の本格的な実戦配備が始まるのではないかという観測もあります。

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当面ロシア空軍の主力を担うことが期待されているSu-35S。Su-27系列機であるが完全に再設計され搭載システムも一新されている(関賢太郎撮影)。

 ロシア空軍は現在MiG-35SやSu-35Sといった新鋭機によって旧型のSu-27やMiG-29を置き換えつつあり、特にSu-35Sの搭載システムは非常に先進的かつ多彩で、機体設計のステルス性に対する配慮がSu-57ほど徹底されていないことを除けば、ほとんどSu-57に匹敵する能力を持ち、極めて強力な戦闘機として完成しています。

 当面はこれらの機種がロシア空軍の次世代戦闘機として活躍することになるでしょう。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. 確か、この戦闘機ってインドも共同開発に加わっていたような。いずれにしても最近の飛行機は試験飛行よりもコンピュータプログラムの試験のほうが長くなりそうですし、そのプログラムもバグをなくさなければいけないですから(ひとつ数値を間違えただけで墜落しかねない)、試験飛行期間に予想外の時間がかかっても無理もない話で。

  2. F35の場合はA/B/Cの3タイプで基本設計を共通化しながらの平行開発という、Su-57(T-50)には無い難しさもある。

    けどアプリケーションソフトウェア(FBWも込みで)の開発が実用化のカギ、というのは確かにそう。ユーロファイターやラファールも、計画された最終バージョンには未だなってなかった気がする。

  3. 米軍のボロ機を売り払って露軍の飛行機を自衛隊に配備した方が良い。

    米軍の機体はITだけは優れていてもケチくさいから耐久性が脆く、簡単に壊れるから危険だ。

    どうせ、薄板で作っているから簡単に壊れる。

    その一方、露軍の飛行機は凄く頑丈でITだけでないのが凄く好感を持てる。

    プログラムにロシア語を入れ、機能も高機能だから同じ中古なら露軍の飛行機が圧倒的に宜しい。

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