露ステルス機Su-57、開発遅延は「予定調和」? 現代戦闘機開発に共通の問題に直面か

【写真】現ロシア主力機、Mig-29とSu-27

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現在のロシア主力戦闘機MiG-29(小さいほうの機体)とSu-27。老朽化や性能の陳腐化の問題を抱えていたが、新鋭機への更新が進められている(関 賢太郎撮影)。

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Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)

1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

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3件のコメント

  1. 確か、この戦闘機ってインドも共同開発に加わっていたような。いずれにしても最近の飛行機は試験飛行よりもコンピュータプログラムの試験のほうが長くなりそうですし、そのプログラムもバグをなくさなければいけないですから(ひとつ数値を間違えただけで墜落しかねない)、試験飛行期間に予想外の時間がかかっても無理もない話で。

  2. F35の場合はA/B/Cの3タイプで基本設計を共通化しながらの平行開発という、Su-57(T-50)には無い難しさもある。

    けどアプリケーションソフトウェア(FBWも込みで)の開発が実用化のカギ、というのは確かにそう。ユーロファイターやラファールも、計画された最終バージョンには未だなってなかった気がする。

  3. 米軍のボロ機を売り払って露軍の飛行機を自衛隊に配備した方が良い。
    米軍の機体はITだけは優れていてもケチくさいから耐久性が脆く、簡単に壊れるから危険だ。
    どうせ、薄板で作っているから簡単に壊れる。

    その一方、露軍の飛行機は凄く頑丈でITだけでないのが凄く好感を持てる。
    プログラムにロシア語を入れ、機能も高機能だから同じ中古なら露軍の飛行機が圧倒的に宜しい。